ゆめこが虫を撮る

虫が恐怖でしかなかった私が今や〈虫の虜〉に!
神奈川県立「座間谷戸山公園」に生息する野草や虫、野鳥を紹介いたします。

● 初見のマルムネチョッキリさん

2021-04-24 |     オトシブミ、チョッキリ
〈マルムネチョッキリ〉

アジサイの花に動く虫、
見たことがあるような無いような
ハムシ?・・・ん・・・ん?

図鑑のお世話になり判明した名前は、チョッキリさんでした。

体長3.5~4.0ミリ
活動期は晩春となっていますが、今はまだその時期には早いですね。
カエデ科、ブナ科、カバノキ科などの樹木を好むようですが、
ここにはコナラが多くあります。

体は全体的に黒く、上翅は青みをおび光沢がある。
頭部と胸部は網目状に点刻されザラザラして見える。

オスは前胸が横に張りだし、メスの前胸はあまり横に張りださない。
上記により、本個体はメスということになります。













● ブドウハマキチョッキリはエビヅルが好き ・ オトシブミ科

2019-10-09 |     オトシブミ、チョッキリ
〈 ブドウハマキチョッキリ 〉

体長約5ミリの小さなチョッキリさんです。
エビヅルが食草。

長い脚を持て余すかのようにどっかり腰を据えている姿はユニークです!

エビヅルの実は私もジュースにして飲みましたがとても美味しかったです。
熟れて黒くなったら、キレイに洗った実の上に砂糖をかけておくとエキスが出てきます。
・・・人間が美味しいと思っても、ブドウハマキチョッキリさんは実を食べないのかしら?
見たことがありません。

☆ エビヅルの実の下で。


☆ (本日撮影)今年生まれた子供たちでしょうか?            
  それとも、暖かいので成虫がまだ健在なのでしょうか?
  3匹が仲良く食事をしていました。食痕が凄い!





☆ 数年前6月の画像より・・・エビヅルの葉をきその中に卵を産み、揺籃を造る。


☆ ヒメクロオトシブミの揺籃でした。


☆ 昨年の画像です。





● カシルリオトシブミは食いしん坊? ・ コウチュウモク オトシブミ科

2019-07-03 |     オトシブミ、チョッキリ
〈 カシルリオトシブミ 〉
体長 3.2~4.5ミリ  出現期 4~8月  分布 本州、四国、九州

金属光沢でとても美しい!

ムラサキシキブの住人(イチモンジカメノコハムシ)は見当たらないのに葉っぱはスカスカです!
・・・いたいた、ポツリポツリと3匹のカシルリオトシブミが。
葉っぱにベタリと斜めに張り付いている姿はというと、
これが、葉っぱを食べているスタイルなのです。

それにしても、よく、こんなに食べた事、食痕を見て驚きです。













● もう、6年来ていない・・・ウスモンオトシブミ ・ オトシブミ科

2018-05-10 |     オトシブミ、チョッキリ
〈 ウスモンオトシブミ 〉
体長 6.5~7 ミリ  出現期 4~6 月  分布 北海道、本州、四国、九州

マイフイールドで初めて撮ったのは2010年のこと
そして2011年も撮ることが出来ましたがその後6年来ていません!

7年目の今年来てくれるかと期待をしていますが・・・?

キブシやゴンズイで見られる!2年続けて来てくれたのはキブシで同一の木なのです。
♂♀ 一緒にオトシブミを作っていますが作り終えると、木の下の草の上にチョコンと乗っていました!

☆ 2010年、2011年の撮影は5月・・・果たして、今年は来てくれるのか?














● エゴツルクビオトシブミの産卵 ・ オトシブミ科

2018-05-07 |     オトシブミ、チョッキリ
〈 エゴツルクビオトシブミ 〉
体長 ♂ 8~9.5 ミリ ♀ 6~7 ミリ  出現期 4~8月  分布 北海道、本州、四国、九州

今年もエゴノキにやって来ました。
♂ の首はとても長く、雌は首が短く、ヒメクロオトシブミに似ている!

食事は花のミツと小さな昆虫など。



☆ ♂


☆ ♀


☆ 揺籃を造る。曲裁型と挟裁型がある。
曲裁型の葉の切り方。


葉を二つに折り下から巻き上げていく。






☆ エゴノキの花


※ 今はエゴツルクビオトシブミが産卵に来ていますが
  6月になるとエゴヒゲナガゾウムシが、実に産卵しにやって来ます!
  
  その時期になったらまた投稿致します。


● ハイイロチョッキリ ・ オトシブミ科

2017-06-25 |     オトシブミ、チョッキリ
体長 約7~9ミリ  出現期6~9ミリ  分布 本州、四国、九州

眼がビー玉のようです。
8月になるとドングリに卵を産み付けその部分が付いた枝をチョッキンと切り落とす。
今はまだ、葉先でのんびり?








● ブドウハマキチョッキリ ・ オトシブミ科

2016-09-14 |     オトシブミ、チョッキリ
休んでいる時は後ろの脚で体を支え、前の長~~い4本の脚はまっすぐにシャナリと斜めに立てる。
お洒落な独特のスタイルです。体長約5ミリ。

生活しているこの葉っぱはエビヅル。食痕が所々に。

エビヅルには粒が大きな緑色の実が成っていて秋の深まりと共に黒くなり美味しくなっていきます。
ヤマブドウは霜が当たると甘味が増しとてもおいしくなりますが同じかと。









画像倉庫から探して来ました。2015年6月の画像。
幅の広い葉っぱを巻いて揺籃を作りチョッキンと地面に切り落とす。
この中には複数の可愛い我が子の卵が入っていて秋には幼虫が揺籃から出て土中に入り蛹となり冬を過ごし
8月下旬に成虫となって現れ、越冬して、遅くても次の年、6月頃には揺籃をつくりを始める。