ゆめこが虫を撮る

虫が恐怖でしかなかった私が今や〈虫の虜〉に!
神奈川県立「座間谷戸山公園」に生息する野草や虫、野鳥を紹介いたします。

● ラミー坊や(ラミーカミキリ) ・ カミキリムシ科

2020-06-28 |     カミキリムシ
〈ラミーカミキリ〉

例年、この坊やたちがやって来るのを楽しみにしています。
カラムシ)の葉っぱの上を見て探します!
燕尾服を着た坊やにも見えますが顔を見ると、オジちゃん?

マイフイールドではカラムシの葉っぱに来るのですが、
ムクゲ、フヨウなどと、スイレンの葉っぱにも集まるのだそうです。
今まではそこまで知りませんでしたがカメラ仲間のご自宅にやって来るのだそうです!

幼虫はまだ見たことがないのですが、これからは気を付けて探してみようと思っています。
カラムシの茎を齧っているようです!

過去に投稿済みの記事は (こちら) クリックしてご覧ください。












※ 食草のカラムシ

● ヨツボシモンシデムシ ・ シデムシ科

2020-06-24 |     シデムシ、エンマムシ
〈ヨツボシモンシデムシ〉
体長:13~21ミリ  出現期:3~11月  分布:北海道、本州、四国、九州

地表を徘徊して、動物の死骸などに集まる。
一瞬のことだったので残念な画像ですが、
似たような色合いの虫の中でも、触角の先がオレンジ色でとても可愛らしいです!

ただ、可哀想なことに目と背にダニが付いています。

☆ ヨツボシモンシデムシ






☆ オオヒラタシデムシは、シデムシ科の仲間です。
  前回の記事はこちら(クリックして)です。




● アシナガキンバエ ・ アシナガバエ科

2020-06-21 |     ハエ
〈アシナガキンバエ〉

体長5~6ミリのハエです。
余り会うこともなく、撮れたらフォルダに溜めていたのですがいつの間にか沢山になっていました。

前回のマダラアシナガバエと良く良く、似ていますが翅の色と模様が違っています!
そして不思議なことに、特別な設定はしていないのですが、
どの画像も独特な色合いで撮れているのです!
















※ 小さいです!





● 美しいマダラアシナガバエ ・ アシナガバエ科

2020-06-20 |     ハエ
〈マダラアシナガバエ〉

体長:5~7ミリのこのハエは今が盛りと、そこら中にいます。
忙しく歩き廻るのでカメラを持つ手が追い付かないのです!

音にも光にも機敏でフラッシュも使えない!
明るい、光が射したところでしっかり撮ってみたいと思うのですが・・・。

とにかく美しい虹のような色です。

☆ ♂
















☆ ♀ お腹がふっくらしています。


☆ ♂♀ 違いは・・・目の付き方?


● ヨツスジハナカミキリ ・ カミキリムシ科

2020-06-18 |     カミキリムシ
〈ヨツスジハナカミキリ〉
体長:12~20ミリ  出現期:6~8月  分布:北海道、本州、四国、九州、沖縄

見映えのするカミキリです。
色合いからするとハチに擬態しているのではないかと思います。
マイフイールドの木道にて、大きく口をあけて何かを食べているような?
飛んだと思ったらまた木道に・・・そしてまた何かをモグモグしていました。
水滴があるわけでもないので花粉が落ちているのかも知れませんね!

リョウブ、アカメガシワ、クリ、水木、アジサイ、ノリウツギなどの花に集まるとのことです。
幼虫は針葉樹の倒木などを食べる。

☆ 全体的に黄色なので♀かと。







☆ 2012.1.23 後ろ脚は黒く♂。






● 小さなカタツムリ ・ カタツムリ科

2020-06-16 | 〈虫〉その他
〈 カタツムリ 〉  蝸牛

♪ デンデンムシムシ カタツムリ・・・・・ と、子供のころから親しんだ?
実は、虫が恐ろしかった私は、じっくりカタツムリを見ることもなかったのです。

今日は、小さなこの子をレンズで覗いてみました。
何と可愛い! 心の中で歌を口ずさみながら撮っていました。
画像はイマイチで残念ですがご覧ください。

カタツムリはアワビやサザエと同じ仲間で生物学的分類でいうと、
「軟体動物門」 「腹足鋼」 「有肺目」 そして「カタツムリ科」 に分類。
殻は身体の器官の一つで、中には内臓がある。
頭部には大小2対の触角があり、後ろにある大きな触角の先端には目が付いていて、
頭部の下の方には口があり、口の中の上側には顎板(がくばん)が、
下側にはおろし金状の歯舌(しぜつ)がある。

昼間はじっとしていて、夜になると徘徊を始め、鋭い歯舌で植物の葉っぱや花などを食べる。
キノコや、苔、そして驚いたことに殻の栄養を採るためにコンクリートをなめるのだそうです。
コンクリートの壁にいる姿を良く見るのはこの為なのですね!

カタツムリの通った後には光るネバネバした痕が残っている。

驚いたことに、雌雄同体なのに個体同士でそれぞれの精子を渡し合う!

さて、天敵がいます。オサムシ、マイマイカブリ、コウガイビルなど。

カタツムリの、国内にいる種は700~800種ですごい数ですね!
寿命は3~5年と、ずいぶん長いです。

軽い気持ちで記事にしたのですが話は奥が深い・・・今日はこれにて終わります。
















● 小さなモンクチビルテントウ ・ ヨツボシテントウ族

2020-06-14 |     テントウムシ
〈モンクチビルテントウ〉

小さなテントウです。

2017年に撮ったことがありましたがその時は草の根元、地面スレスレのところでした。
チラッと見えたので慌ててシャッターを切ったのですが、後ろ姿を一枚だけ!

それ以来、草をかき分けてはモンクチビルを探していたのですが、
今日は背が高くなっているセイタカアワダチソウの葉にいるところを見つけました。
このテントウは、ヨツボシテントウとそっくりなのです。
丸い黒点が縦長に並ぶか、横長に並ぶのかの違いです。

2種の比較・・・こちらもご覧ください。
          ↑
       クリックしてください。

今日は前回より良い画像を撮ることが出来て嬉しかったです。

☆ 頭部が黒いので♀です。










● 美しいカギバアオシャク ・ シャクガ科

2020-06-13 |     ガ
〈カギバアオシャク〉
開帳:55~70ミリ  出現期:5~10月  分布:本州、四国、九州 

当マンションに遊びに来てくれました。
記念撮影をしてバイバイしましたが開帳は70ミリと大きく、♀でした。

シャクガは数種撮っていますがこれほど大きな種は初めてです。
色も体表も、とてもきれいな個体でした。








● ネジバナ ・ ラン科

2020-06-12 | 〈野草〉
〈ネジバナ〉

楽しみにしていた野草です。
一つ一つ見ると、ラン科だとはっきりわかります。

色も、濃かったり薄かったり以前の記事 こちら もご覧ください。
                    ↑
                クリックしてください。

☆ 花には個性があり、それぞれの美しさがあります。









☆ わずかにピンクの色が付いていますが白い花の「シロモジズリ」です。





● ホソトラカミキリ初見 ・ カミキリムシ科

2020-06-10 |     カミキリムシ
〈ホソトラカミキリ〉
体長:6~11ミリ  出現期:5~8月  分布:全国

前回初見のキイロトラカミキリ こちら に続き、
マイフイールドにて39種目のカミキリムシです。
そしてカミキリモドキは5種です。

トラカミキリであることはすぐに分かったのですが、
撮ったことがない模様だと思っていたらやっぱり・・・初見でした。
この種は、まるい模様が特徴です!

広葉樹や針葉樹のある平地から山地に棲み、個体数は多いのだそうですが
15年にして初見です。















● タケノホソクロバ ・ マダラガ科

2020-06-07 |     ガ
〈タケノホソクロバ〉

☆ 成虫は青みがかった黒。

☆ 幼虫の体色は黄色・・・まだ、見たことがありません。
  体長:18~20ミリ
竹やササの葉を食べて育つ。
体毛には毒があり、触るとかなりの痛手にあうようです。
毒は、人間が触ると・・・と、そればかり気にしていましたが、
本来、鳥や捕食性昆虫などから身を守るための手段だったのですね!







※ ♂と♀で、体色が違うのかも知れません。





● 輝くアカガネサルハムシ ・ ハムシ科

2020-06-05 |     ハムシ、ダマシ
〈アカガネサルハムシ〉
体長:5~8ミリ  出現期:5~8月  分布:北海道、本州、四国、九州、沖縄

タマムシ同様、美しい色です。
食草はエビヅル、ノブドウなどとのことですが、エビヅルにいるところを数回見ています。
小さなハムシですが出会った時は宝石を見付けたような気分になります!

拡大してみると体毛が目立ちます。
クモの巣などをひっかけ美しさが損なわれていることが多いのですが
この日の個体はとても綺麗でした。

☆ 2020年6月3日








☆ 昨年までに撮った画像










● ウリキンウワバ〈親と子の姿〉 ・ ヤガ科

2020-06-02 |     ガ
☆〈ウリキンウワバ〉 幼虫
マイフイールドには、毎年、ヒョウタンが植えられている場所があり、
過去2年はヨツモンカメノコハムシがかなりの数、葉っぱを食べにやって来た!
あっという間に葉っぱはスカスカになってしまうのです。

今年も、ソロソロかと思って行って見たらその姿はなく・・・
葉っぱの裏を見たら何かの幼虫がいた。
きれいというのか、体表面は凸凹で体長はかなり長そう・・・。
撮って帰り調べてみたら、ウリ科に付くウリキンウワバでした。
キューリの果実を食害する害虫だったのです。










************************************************

☆ 〈ウリキンウワバ〉 成虫
体長:38~42ミリ  出現期:7~10月  分布:北海道、本州、四国、九州、沖縄

2017年11月、クズの葉上にいる成虫を撮っていました。
枯れたクズに馴染むような色合いです。
体長:38~42ミリ  出現期:7~10月  分布:北海道、本州、四国、九州、沖縄