ゆめこが虫を撮る

虫が恐怖でしかなかった私が今や〈虫の虜〉に!
神奈川県立「座間谷戸山公園」に生息する野草や虫、野鳥を紹介いたします。

● コスモスとハグロトンボ

2015-09-30 |     カワトンボ
久々に美しいコスモスを見ることができました。
やっぱり、秋にはなくてはならない花ですね!

川にはハグロトンボがいましたが美しい色彩の♂は近くに来てはくれません。
可哀想な位、翅がボロボロの個体、美しいままの個体がいましたが
もう少し近ければと・・・次回に期待してください。
葉っぱの上にはトンボとミズスマシが対面している画像がありました。
ただ遭ってしまったのでしょうけれど何か意思疎通があるのかも!









  





    

● スーパームーン

2015-09-28 | 〈風景〉
テレビで、きょうはスーパームーンだと言ったので急いでカメラを持ってベランダへ。
18:20 の画像です。実際の色は少し赤かったのですが・・・。
我が家からはほとんど目線だったので手持ちで。


↓≪アオゲラ≫
公園で30分位ボ~~っとしていたら目の前の木にアオゲラが上って来ました。
鳴かないから傍にいても気が付きません。
来月には柿を食べる姿が見られることでしょう!
酷い画像ですが久々の姿、逆光で真っ暗に撮れてしまったので無理やり補正しました。


↓≪エナガ≫
大群でやって来ました。
春に眼のふちが赤かった幼鳥も、もうすっかり親と変わらない立派な姿になっていることでしょう。



● イチモンジセセリ

2015-09-26 |     チョウ
時々、見て楽しくなる画像があります。
虫なのに人間の顔のように見えたりネコの様な顔に見えたりする。
・・・このセセリちゃんはイヌに似ていませんか?




↓≪よく見かけるタイプ≫


↓≪変異型≫の、ひとつ。








● よく似たヒラタアブ

2015-09-23 |     アブ
頼りなくて、か細い、おっとりしたたヒラタアブ2種を比較してください。

↓≪ホソヒラタアブ≫ 
どこからとなくフワーっと飛んできますが、なんと、このかぼそい身体で
一年中生活しているのです。7~12ミリ。
季節によって腹部の模様が変わるらしいのですが・・・。


↓≪ミナミヒメヒラタアブ≫
よ~~く見なければ分りませんが模様が違うのです。3~10月。9~10ミリ。

ヒラタアブの分布、北からロシアまでにいるのはキタヒメヒラタアブで
日本にいるのはミナミヒメヒラタアブと、分かれているのだそうです。
学名変更は5度目と図鑑に書いてありました。

● どっちの方が可哀想?

2015-09-20 | 〈野草〉
↓≪ハキダメギク≫ 掃溜菊
手持ちの図鑑によると大正時代、東京の世田谷のはきだめで初めて見つかり
牧野富太郎先生が命名したとのこと。熱帯アメリカ原産の一年草。花期 6~11月。


↓≪ヘクソカズラ≫ 屁糞蔓
命名された時期は不明のようですが『万葉集』にもクソカズラと詠まれているとのこと。
揉んだり潰したりすると強烈なにおいがするとか・・・来月にでも仲間と覚悟の実験をしてみましょう!
でも、実はシモヤケの薬になるとか、ありがたいですね。花期 8~9月。


● 16日・かにが沢公園の彼岸花 

2015-09-19 | 〈野草〉
座間市にある公園で小田急線(相武台前駅)南口下車・徒歩10分にあります。
雨が落ちてくる寸前の暗い日、風景に合わないレンズで・・・きれいに撮れませんでした。
お近くでしたら是非、お出かけください。

  かにがさわ公園 (http://odekake.info/kanagawa/31_park/kanigasawa/kanigasawa.html)














● まだハチがいっぱい

2015-09-18 |     ハチ、ネジレバネ
虫の種類が減って来た今ですがハチはまだ色々な種類が飛んでいます。
頭がおかしくなるくらい図鑑とにらめっこをして名前調べをするほどまだ初めてのハチが撮れています。

↓≪シロスジヒゲナガハナバチ≫
  

↓≪キンケハラナガツチバチ≫
  

↓≪アカガネコハナバチ≫
  

↓≪ニッポンコハナバチ≫
  

● 田んぼを一廻り

2015-09-14 | 〈野草〉
各地で大水害をもたらした台風は去りました。
少しだけ時間にゆとりが出たので公園内にある田んぼをクルリと廻ってみました。

↓≪アメリカタカサブロウ≫ 以前すぐそばの個体の種を調べて同定したのと同じかと。


↓≪コナギ≫



↓≪アゼナ ミゾカクシ≫ 別名ミゾカクシ アゼムシロ・・・一面に広がり溝をも隠す様子からこの名。


↓≪イボクサ≫ イボに葉汁を付けるとイボが取れると言われている。一日花。


↓≪オモダカ≫ 撮影に失敗。取り直して挿し替えます。

● ツバメの空の巣

2015-09-12 | 〈野鳥〉
5月の連休明けから始まったツバメ一家の観察は感動の連続でした。

画像の整理もようやく終わりましたが載せていなかったと思う数枚がありましたので
ここで再び…そして見収めです。

顧みれば5月初旬から10月中旬にかけての5カ月余りの長い期間、ツバメを観察
そして撮影、通じないと分かっていながら誰にも見られないのを良いことに話しかけをしてきました。
顔をはっきり見たいこともあってツバメのパパさんの目の前、40~50センチ位に近付いては
偉いねえ!とか、かわいい子供たちねえ!などと話しかけるんです。
驚いたり怖がっている様子は見られませんでした。この叔母さんは優しいって思ってくれていたのかも。

朝は何時から餌を捕りに出かけるのか分かりませんが夜は7時半位まで行ったり来たりで
食べざかりのチビちゃんたちを育てるのに必死でした。
ヘルパーさんも多い日は4羽見かけました。会話になっているのでしょうね。
巣の前で鳴いているというか囀っているというのか、私が先!とばかりに飛び廻っているのです。

猛暑の最中に二番子(二回目の営巣)の一羽分の卵が落ちていたのは日数を計算する決め手となりました。
連日の猛暑とあって落ちた卵の持ち主のチビちゃんの孵化は13日、巣立つまで20日は調べてみた最短日数でした。
巣から三度落ちてティッシュ箱で数日を過ごしたチビちゃんは特に思い出に残っています。

最後に巣立ったのは末っ子のチビちゃん、そして最後まで寄り添ったのはパパさんでした。
空っぽになった巣を見て嬉しくも悲しくもありましたが次の日からは一家揃って寝に帰って来ました。
そして寝に来る家族が減っていき最後の一羽がいなくなるまで二週間。
今度こそ、立派に育ち巣立ったヒナたちが元気に南方に行ってまた元気で日本に戻り
出来ればここにもまた来てほしい・・・と、思っていたのにその後末っ子(だ、と、思う)が
その後一羽で2週間寝に帰って来ていました。
でも、とうとう昨夜は一羽の姿もありませんでした。
家族で寝に戻っても二週間位らしいのですがその後、一羽が二週間いたのはよほど居心地が良かったのか・・・
それとも体調が悪かったのかと気がかりですが明日からは空っぽの巣を見て暫くの間寂しくなりそうです。
                                        ツバメのばあやより










● キマダラハナバチ 3種

2015-09-07 |     ハチ、ネジレバネ
どこかが違う・・・ほんの少しの違いがあるだけです。見比べてください。

↓≪ナシモンキマダラハナバチ≫  約5ミリ


↓≪ウシヅノキマダラハナバチ≫  5~7ミリ


↓≪ダイミョウキマダラハナバチ≫  約13ミリ

● 巣立ち後のツバメ一家

2015-09-06 | 〈野鳥〉
8月16日に巣立った、その後。

毎日、元気に育っているのを確認、無事に巣立つのを楽しみにしていたのですが
いざその時が来てとても寂しくなりました。
でも、やっぱり巣立って良かった~~!って思っていたらなあんと、毎日、夜になると寝に帰って来ていたのです。
それを見てあわてて床に新聞紙を敷きます。

帰って来たのは最初は5羽・・・一家5羽!正直、嬉しかったです!
22日、巣の場所でマンションの夏祭りがありました。帰って来たらどうしよう・・・
・・・7時ごろ一家でツバメが帰ってきました。でも、何とか、いつもの所定の位置に飛びついても
やはり眠れる環境ではないと判断したのかどこかに行ってしまいました。可哀想・・・。
住人の皆さんは誰一人も怒ることなく、食べ物の上を飛んで大騒ぎのツバメを温かく見守ってくださいました。
お祭りの次の日にはまた一家が帰って来て・・・その後、1羽、そしてまた1羽・・・と帰ってくるツバメが減って来ました。
感心するのは親ツバメ(パパ)が必ず一緒にいるのです。
ほとんど毎日、夜の8~9時に確認、エレベーターで下まで・・・寝姿は幸せそのものなんです!

温かく見守ってくださっている管理人さんにも出来るだけ報告するようにしています。
家族を守っているツバメのパパさんは50センチ位まで近づいて話かけても?
身じろぎもせずにじっとこちらを見ています。家族の身に何かあったらきっと飛びかかってくるのでしょうけど!

今夜9時には一羽しかいませんでした。少し息が荒いようなので心配です。
3回落ちたチビちゃんなのかママツバメなのか
暗くてよく見えませんが・・・明日にでもみ~んな、いなくなるかと思うととても寂しいです。

                                            ツバメのばあや