ゆめこが虫を撮る

虫が恐怖でしかなかった私が今や〈虫の虜〉に!
神奈川県立「座間谷戸山公園」に生息する野草や虫、野鳥を紹介いたします。

● アオバズクの巣立ち

2015-07-29 | 〈野鳥〉
南極大陸を除く世界中で見られるという、日本には青葉の頃にやってくる。

夏に日本、中国、朝鮮半島などで繁殖して秋には東南アジアに渡り越冬する。
インド、スリランカ、中国南部、東南アジアでは周年生息。
日本には亜種アオバズクが九州以北に飛来して繁殖する。

体長は約27~34センチで雄は雌に比べて翼が長く腹面の縦縞が太いとのこと。
雌だけで抱卵、雄は巣の傍で見張る。

鳴き声は(ホッホッ)と2回ずつ鳴くのだそうです。
親子5羽で鳴くと賑やかでしょうね!

餌は鳥、哺乳類、虫(ガ、ヤママユ、カブトムシ、コガネムシ)など。

この日は最初の子が巣立ちして4日目のようです。
夜行性のため可愛いおめめを見開くチャンスが少なくて残念でした。













↑ こちらはお父さんの様です。ペリットを吐いたのですぐに行ってみましたが植栽の中に落ちたので確認できませんでした。
  子どもたちは、夜行性のため眠っていることが多かったのですが寄ったり離れたり喧嘩することもなく
  隣の子の足をかじってみたり可愛い仕草をたくさん見せてくれました。


● トホホ…暑い、立ち尽くすアオサギ

2015-07-28 | 〈野鳥〉
暑い暑い真昼、池の上の高い木にアオサギが立っていました。
口は開いたまま、そして喉元をハフハフ・・・明らかに暑くてたまらない様子です。

↓10時20分 もう既に数時間が経過していると聞きました。


↓12時17分 動いたと思ったら枝を折って咥えました。
         そしてまた足元においては咥える・・・暑さのために行動がおかしくなったのではないかと心配しながら見ていました。






↓14時40分過ぎ もう限界なのか下に降りて水の中に入ってご飯を探し廻るのですが
            エイヤ!っと狙い定めてクチバシを水面に射しこむのですが何度やっても空振り…暑さで勘が狂っているのかも知れません。
            その内ようやくドジョウを捕まえましたが食べずに水面にポイっと落としてはまた拾う・・・
            何度も繰り返して最後は食べましたがやはり行動のすべてが暑さのために狂っていたような気がします。
            それともササゴイのように落とした餌に魚などが食いついてくるのを待っていたのかもしれません。



 
         





● 名前がわからない虫

2015-07-24 | 〈虫〉その他
今年はあまり撮れていない(虫)ですが撮った後は同定するのが大変です。
何年経っても、どんなに調べても分からない虫の一つを紹介します。

クヌギの倒木にいたのですが何とも奇妙(ごめん・・・虫に謝る)です。
テントウ虫かマルウンカのようにも見えますが昨年、数々の標本を作っている日本昆虫学会の会員である先生にお会いしたので
この幼生の名前をお聞きしてみましたが見たことがないとのことでした。
その後、ちかく学会があるのでその時に皆さんに聞いてくださることになっていましたが未だ判明していないようです。

↓ 不明幼生  2013.6  
  



● 18日、雨上がりに二本の虹

2015-07-19 | 〈風景〉
激しい雨のあと、雲の間から明るい太陽光が射して丹沢の向こうに日が沈む・・・。
その光景があまりにも素晴らしく一人で騒いでいたらいつの間にか東の方向に二本の虹がかかっていました。
とても大きなアーチでカメラに全体が収まらなかったのが残念です。
あと数分で19時です。

右側の太い方が主虹(しゅこう、しゅにじ)、そして左の細い方が副虹(ふくこう、ふくにじ、にじにじ)というのだそうです。
難しいことは分かりませんが二本、それぞれの色の配列が逆になっています。







● 箱根山を望む №1 2015.7.15

2015-07-15 | 〈風景〉
4月中旬に噴火した箱根山の本日の画像です。
神奈川県東部に位置するフイールドより撮影しました。

市役所に確認しましたが当地点からの直線距離は約 44.5キロのようです。
大きな噴火が起きたらここまで噴石が飛んできそうで心配です・・・。

火山性微動でここも揺れました。
近隣の駅から小田急線、登山鉄道、ケーブルカーに乗って二時間半弱、昔は上強羅にある寮(主人が勤務している会社)に
度々行きましたが今は怖くて行けません。黒たまごもまた食べたいです!
早く終息してほしいものです。

二枚の画像は撮影位置がズレています。箱根山の後ろは神山です。



● ツバメのマンション暮らし

2015-07-13 | 〈野鳥〉



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我が家はマンション生活です。
通常はどこのマンションもツバメが巣を作る片っ端から落とし営巣させません。

毎年、巣を作りに来るツバメを可愛そうに思っていましたが管理人さんの連休中、自転車置き場に巣が出来上がってしまいました。
出勤した管理人さんにお願いをしてみましたら優しくOK してくださいました。昨年、大規模修繕されたのですが・・・。
今春から勤務された管理人さんのご協力で初めて可愛いツバメを撮ることが出来ました。

↓(5月12日)卵を抱き始めたようです。


↓(5月30日)最初の雛が孵ったようです。中は見えませんが餌を与えているように見えます。
        生まれた時の体重は 1.5 グラムだそうです。一般的な爪楊枝を量ってみたら 9 本の重さでした。


↓(6月3日) 5羽の可愛い顔が並びました。まだ、眼は開いていません!


↓(6月5日) 良く食べるんです。親ツバメは餌運びで行ったり来たりの大忙しです。
        餌を運んできてその帰りには、雛がくるりと親にお尻を向けウンチをすると親はそれを受け取り外に持って行き捨てます。
        巣の中はきれいなんですね!卵の殻も巣には残さず外に持って行き捨てるようです。


↓(6月15日)パソコンのトラブルで少し画像を紛失してしまい10日の間にこんなに大きくなりました。
        前々日、大きくなったヒナが一羽、巣から落ちてしまったので少し高いところに箱を置きそこに雛を入れておいたら
        次の朝には巣立っていました。
        外で鳴き声がしたので行ってみたら幼鳥が近くにいる親に餌をねだって鳴いていたのです。
        暫くしてから餌を運んできて幼鳥を連れて行きました。
        その姿を見て〔幸せになるんだよ!〕って声をかけて見送りました。






↓(同日)   大きくなった雛に餌をやるためにヘルパーさんが3羽来ています。1羽は親ツバメです。
        巣の横で大騒ぎ、親の出番が無いのではないかと心配になってしまうほど・・・。
        ヘルパーさんとは・・・他の巣で先に生まれ大きくなった若鳥や伴侶に恵まれなかった、子を失ったなどの
        手の余った固体とのことです。
        大きくなった雛達は巣の外にお尻を突き出しウンチを飛ばします。下には新聞紙が・・・。


↓(6月16日)2羽目が巣立ったようです! 画像なし

↓(6月17日)昨日巣立った雛が出戻って来ました。まだ甘えていたいのでしょうか?
        奥まった、少し暗いところなのでフラッシュを使い始めました。
        巣のそばで見守っているのはパパツバメとのこと。





↓(6月18日)巣が狭いので時々、下敷きになっている子がいます。
        親はますます大忙し、ヘルパーさんも一緒に餌を運んでくるので同時に持ってきた時にはちょっとしたトラブルが!
        餌を与えるときに順番があるのかと思いましたら、おなかの空いた子ほど前に出てくるそうです。
        一瞬にして餌を与えるので親の頭の半分が雛の口に入ります。












↓(6月19日)4羽の雛は早朝に巣立ったようです。
        今は、たぶん同じ番だと思いますが巣を修復して二回目の営巣に入っています。
        丁度一ヶ月での再営巣、また、見守り楽しませてもらい、そして感動を受けたいと思います。

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生まれた時の雛は 1.5グラム。
成鳥は 17グラム 鶏卵のM~L・1個が ツバメ約3羽分の重さです。体長は約17センチでオスの尾羽は長い。

日本には3月下旬~4月下旬に渡来。オスが単独で先にやって来て営巣するそうです。
子育てを終え、9月下旬~10月下旬に日本列島を等温線に沿ってニューギニアなどの西南諸島に到着するそうです。

そして次の春にはまた日本へ。同一の巣に戻る確立は30~40%だと言うことです。

巣立ちは20日、そして平均寿命は1年半との事。

   ※ 間違えた記事を拾っているかも知れませんので皆さんもぜひ調べてみてください!




   
  

 

● 梅雨の中休み

2015-07-11 | 〈野鳥〉
↓<オオタカ・幼鳥> 幼鳥も、もう一鳥前になりました。もう少し近かったら良いのに遠すぎる~~!




↓<コジュケイ> 珍しく一羽で行動していました。道がどんなに細くてもあっという間に渡ってしまいます。
         今の時期、チョットコイ とは言わないんです。


↓<ツバメ・幼鳥> 巣立ってどの位かしら、床屋さんに行って来たばかりの頭に立派な燕尾服がよく似合っています!
         見た目は大きく見えますがツバメの成鳥三羽の重さが鶏卵M~L一個分なんです。







● 森の宝石?ルリボシカミキリ

2015-07-08 |     カミキリムシ
昨年、伐採木の上にいるのが発見されました。
7、8匹いたので今年はどんなに増えているかと楽しみにしていたのですが意に反して減っているようです。
どうしてでしょうね・・・もしかしたら連れて行かれたのかもなどと悪いことを考えてしまいます。
体長 18~29ミリ ♂と♀の差は大きく。幼虫は伐採木を食べ成虫は花の蜜や樹液を吸います。
なんといっても色が美しいこと、私的に名前を付けるとしたら〔 トルコ虫 ? 〕あのトルコ石の色ですから。
この美しい虫が日本固有種だと言うのですから嬉しいですね!

追記 死んでしまうとこの美しい色は消えてしまうそうです。







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♂と♀ 大きさの違いを見てください。

● 6月25日 コジュケイの一家に会えた

2015-07-06 | 〈野鳥〉
鳥の数が少ない今、コジュケイの一家がいると仲間が教えてくれました。
中々、撮りに行けなくてようやく出会えたときには5羽の幼鳥もこんなに大きくなっていました。
チョットコイ、チョットコイと鳴きます。中国原産だそうです。
雄雌同色、全長27センチで植物の種子、芽、葉、昆虫などを食べます。

↓ ご飯を貰っていましたがきっと何かを教えてもらっているのでしょう! 




↓ とても暑い日でした。幼鳥たちは地面に座り羽を広げています。
  すぐ横の草むらは風が通らなくてここのほうが涼しいのでしょう!
  一家そろって、ほほえましい光景です。







● 長い間、お休みいたしました。

2015-07-05 | その他
パソコンの不調により長い間お休みして大変申し訳ありません!
マウスのトラブルは以前からありましたが何とか働いてもらっていましたが
今回はパソコンに詳しい仲間に、あの手この手で回復を試みていただきました・・・がダメでした。

とりあえず、メインのパソコンを購入するまでの繋ぎに、初めて中古ノートパソコンを買いました。
また少しずつ投稿してまいりますので引き続きブログをご覧くださいますようお願い申しあげます。

                                          ゆめこ