〈別名 タマムシ〉 体長24~40ミリ 出現期6~9月 分布 本州、四国、九州
※ 画像は数年前のもの。
一週間前、公園近くの我が住まい(マンション)の上階にタマムシが横たわっていたとのこと!
もう、飛んでいるのかと思うと早くこの眼で見たいものと園内を見渡すもまだ姿はナシ。
昨年は個体数が非常に多かったのですがはてさて今年は?
切り株の横の小さな穴からタマムシが見える・・・と、アカマンマ先生が教えて下さいました。
それからは、来る日も来る日もタマムシが気になって観察を続けました。
画像はその時のもの。
樹木の表皮の割れ目に卵が産み付けられ、その卵は一週間ほどで孵化して幼虫に。
そして幼虫は木を食べながら中に進み、3年の間そのまま木を食べ続け成虫になって地上に出て来るのです。
中の様子がわずかに見えてからの日数は忘れましたがその穴はどんどん大きくなり
前足から脱出を試みますがまだ出られないときには元に戻りまた、穴を齧り大きくしてを繰り返し
やがて全身が地上に出てきます。
そして、切り株の横から這い上がり、その上を何度も廻りながら翅を乾かし地上への初飛行へ!
※ 4年前、数匹のタマムシがシラカシの切り株に卵を産んだのを確認してい3年目の昨年、確認に行きましたら・・・
何者かが盗掘したらしく切り株は見事に割られ、剥がされていました。
すべて連れ去られたのです!