ゆめこが虫を撮る

虫が恐怖でしかなかった私が今や〈虫の虜〉に!
神奈川県立「座間谷戸山公園」に生息する野草や虫、野鳥を紹介いたします。

● まだ、生息している? ヒサゴクサキリ ・ キリギリス科 

2018-06-16 |    バッタ、コオロギ他
「ヒサゴクサキリ」
体長 42~~52 ミリ  出現期 8~9 月  分布 関東南部以西、四国、九州、対馬など

ず~~っと前に撮りました。
残念ながら画像にはデータが記録されていません。

この画像、何年も、調べ続けていましたがとうとう分からず専門家に同定していただきました。
名前が分りスッキリ、そしてとっても、嬉しいです!

成虫の背の模様がヒョウタンに見えるのだそうですがこちらの画像は幼虫です。
立派な図鑑に成虫が載っていて、顔にきれいな緑の部分があります。
メダケ、マダケなどの藪に棲みそれらを食べる。

今まで、同定が難しいバッタ類はあまり力が入っていませんでしたので
今年から頑張って成虫を撮りたいと思いますが数年が経過した今
マイフイールドにこの種が生き残っているかどうかです?






● 懐かしのケラ ・ バッタ目 ケラ科

2018-01-31 |    バッタ、コオロギ他
体長 30~35 ミリ  出現期 4~10 月  分布 北海道、本州、四国、九州、沖縄

ケラと聞いて皆さん一同に懐かしさを感じるのではないでしょうか?
現在は虫のことを愛おしく思っている私ですが
子供の頃には虫を見るのが恐怖でしかなかったのがこのオケラ(ケラの呼び名)を見て可愛いと思っていました。
ワンちゃんのように、あの可愛い足と・・・お手・・・してみたいと思うのは私だけですね!
泥の中に居ても水分を寄せ付けない身体です。
図鑑に寄ると、ミミズや植物の根などを食べるそうです。

ケラは、バッタ目・・・よく見ると体形がバッタ!

この一枚の画像は7、8年前に撮ったと記憶していますがその時以来、姿を見ることはありません。
マイフイールドに、まだ棲んでいて欲しいと願っています。




● オンブバッタ  ・ バッタ目 オンブバッタ科 

2018-01-14 |    バッタ、コオロギ他
体長 ♂約20ミリ ♀約40ミリ  出現期 6~12月  分布 全国

いつも、メスの背中にオスが乗っています。
♂は♀を守るため、と、♀に逃げられないように背中に乗って一緒に行動するらしい!

オンブバッタの特技は自分の糞を後ろ脚で蹴り飛ばす!
♀の方が体が大きい分、よく飛ぶのだそうです。

バッタというと良く鳴くイメージがありますがオンブバッタは鳴かないとのこと。






● ノミバッタ ・ バッタ目 ノミバッタ科

2017-12-17 |    バッタ、コオロギ他
体長4~6ミリ  出現期3~11月  分布 北海道、本州、四国、九州

学名 (Xya japonica) 日本で見つかった・・・日本固有種なのかと。
ノミと名が付くということは相当のジャンプ力、どのくらい飛ぶのでしょうね?
餌は虫ではなく地表の藻とのこと。成虫で越冬。

☆ 画像はこれ一枚だけ


● 凛々しいササキリ? ・ バッタ目 キリギリス科

2017-10-25 |    バッタ、コオロギ他
私の大のお気に入り、あの小さくて可愛かった赤ちゃんササキリも凛々しくなりました。
色もきれいな緑色で眼もパッチリ!

11月まで活動するようです。
鳴き声は〈 ジリジリジリ・・・〉草村(草むら)で耳を澄ましじっくりと声を聴きたいのですが
毎日が慌ただしく過ぎてしまいます。





☆ 後ろにいるのは、もしかして弟か妹?


☆ 小さくても触角は長~~い!



● ウスグモスズ ・ バッタ目 ヒバリモドキ科

2017-09-29 |    バッタ、コオロギ他
体長7~8ミリ  出現期8~10月  分布 本州、九州

ウスグモスズ・・・とても可愛らしい名です。
樹上に居ることが多いとか、だからでしょうか、見付けにくいということです。
帰化種らしいのですが幼虫も可愛い!!










● イナゴの翅(長短)・ バッタ科

2017-09-23 |    バッタ、コオロギ他
☆ コバネイナゴ  体長16~40ミリ  出現期7~12ミリ  分布 北海道、本州、四国、九州

翅が短い。可哀想なことにこのバッタがいちばんおいしいらしい!
でも、可哀想・・・。






☆ ハネナガイナゴ  体長17~40ミリ  出現期7~11月  分布 本州、四国、九州、奄美大島

翅が短い。





イナゴはこの他に、セグロイナゴ、ナキイナゴ、土色のツチイナゴがいます。


● ツチイナゴ ・ バッタ目 バッタ科

2017-09-18 |    バッタ、コオロギ他
体長 50~70ミリ  3~7、10~11月  分布 本州、四国、九州、沖縄

名前を覚えるのに苦労する中、眼の下に涙! すぐに名前が覚えられました。
土色のイナゴ・・・ツチイナゴ。

成虫で越冬するのはツチイナゴだけとのこと。
冬の寒い時期には枯草の下で地っとしているそうで、餌はクズやイネ科の植物。

草が緑の幼体期には緑色。成虫は越冬する枯草の色、茶色に。
5~6月に産卵。40日程で孵化。
…そして、生涯を終えるのだそうです。



















● サトクダマキモドキ ・ 虫 バッタ目 ツユムシ科

2017-09-08 |    バッタ、コオロギ他
別名 〈 クダマキモドキ 〉
全長 45~62ミリ  出現期8~11月  分布 本州、四国、九州、沖縄

上目遣いで独特のポーズ!
樹上にいることが多いらしい。

幼虫がなんと可愛いのでしょう!
触角も、足も長い長い。

餌は草や木の葉、野菜などなんでも。








● アオマツムシ ・ バッタ目 マツムシ科

2017-09-04 |    バッタ、コオロギ他
体長21~23ミリ  出現期7~10月  分布 本州、四国、九州

成虫は美しい緑色で中国から侵入した帰化昆虫とのこと。
鳴き声はフィリリリリリというらしい。

幼虫が留まっている葉っぱに触ったら前でも横でもなく後ろに下がっては前に戻る、面白い動きでした。

☆ 成虫 (♀)


☆ 幼虫




● ヤブキリ ・ キリギリス科

2017-06-02 |    バッタ、コオロギ他
体長45~58ミリ  出現期 6~10月  分布 本州、四国

可愛い幼虫は4月初旬から見られる、ハルジオンの花にいることが多い。
成虫になると他の昆虫を捕らえて食べるとのこと。
私のお気に入り!














● ウスグモスズ

2016-07-31 |    バッタ、コオロギ他
水引の葉上にクリクリの眼で長いヒゲの幼虫がいました。
ササキリとウスグモスズ、どちらのひげが長いのか?

姿が似ているクサヒバリは美しい声で鳴くのにウスグモスズは鳴かないそうで
原産国不明の外来生物ということです。

☆ 昨日の画像


☆ 一か月後にはこのような姿になるようです。

● ササキリ幼虫・・・可愛さに魅せられて

2016-07-16 |    バッタ、コオロギ他
和名のササキリは笹に棲むキリギリスという意味とのことですが実際はいろいろな植物上に見られます
とても小さいのですが葉っぱの上に飴色が見えたらピンポンで今時期そこら中にいると言っても過言ではありません。
今いる虫の中で個体数が一番多いと思います。
小さな体に長い々触角、そして大きな目に魅せられてシャッター回数が №1 です。