桐の花
2016-05-08 | 花
生まれ育った北九州では桐の木を見ることはなかったので、どんな花が咲くのかも知らなかった。
生家の家紋は桐、母の紋付羽織についている背中の紋を見て、小さな花だろうと、かってに想像していた。
桐の花を初めて見たのは10年ほど前、大きな桐の木の上の方にラッパ状の薄紫の花をみつけて、なぜか感動したのを思い出す。
近隣の公園でみつけた桐の木、やはり木のてっぺん部分に花がついていた。
五百円硬貨の表に桐が刻印されているし、家紋の桐もこれに似通っている。
でも、花は描かれていない。
写真を見ていて、やっと気がついた。家紋は蕾の桐をデザインしているのだ。
この年になって、やっとわかったことが、 なんだか嬉しい!
自分の知っていることなんて、ほんの一部なのね~~