息子Sが、一週間を開けて2度我が家へ来てくれた。当市の自動車屋で働いている友達のところへ車検の車を預けに来て、その前に昼食を一緒に食べて帰っていった。
平日なので孫たちは学校で一人だった。
そして先週金曜日は車検の車を取りに行く、会社の帰りに寄るので泊めて・・・と連絡が入った。
さぁて、スイッチが入ります。何を食べさせよう・・・泊りなら、久し振りに一緒に飲める!と、楽しみになります。
この間はてんぷらと煮魚の献立だったので、今回は刺身の献立としました。
刺身盛り合わせ・肉じゃが・サラダを到着時間に合わせ用意して、刺身は3皿を冷蔵庫へ、来ると直ぐに風呂に入ってもらい、その間に蕎麦の用意をする。
ビールで乾杯のあとストックのワインの中から好みの1本を選んでもらいました。わからんけど・・・と選んだラクリマ ディモッロ ダルバでした。
バラやスミレ、マルサラチェリーの甘く個性的な香り、かすかなアーモンドの風味が絶妙に混じりあっています・・・
その説明通り、心地よく酔えたワインでした。
昔むかし、元気だったころの父が「おまえが二十歳になって、一緒に飲めたらうれしい!」と言っておりました。
父と私にはその願いはかなわずに、父は私が二十歳になる前に病死しました。
この夜の私は、亡き父のことも偲びながら息子と酌み交わし、気持ちよく酔って、たくさん話をすることができました。
Tさんと息子と私の三人、ささやかな幸せな夜がふけていきました。
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