
C.C.R.の「雨を見たかい」はいつ聴いても鮮烈なイメージを与えてくれる
「ジャカジャーン」という「Am」コードのイントロとジョン・フォガティーのボーカルがロックを感じさせるからか
学生時代横浜からやってきたTくんがYくんの下宿で「ジャカジャーン」とやって見せてくれたのを今でも覚えている
楽曲自体はシンプルな構造なのにボーカルがシャウトすることで高揚感がある
しかし齢を重ねてくるとウィリー・ネルソンのような味わいもいいと思うようになる
お嬢さんのヘタウマみたいなボーカルにいつしか引き込まれてゆったり感を味わう
そうゆったり感は音楽にとって重要な要素だ
いつまでも浸かっていたい白濁した温泉のようで、いつまでも一緒にいたい恋人のようで
リズムを変えるアレンジは楽曲をまるで別物にしてしまう効果がある
ディランの名曲「風に吹かれて」はどうやってもフィンガーピッキングになるのだが、本家がロッカバラードに変えていた
彼がエレキギターを持ってステージに上がった時、ピート・シーガーが怒り狂ったというエピソードは懐かしい
エレキを持つ必然はあまり感じないながら、しかしエレキを感じさせないのは本家の強みかしら
こうした楽曲を演奏すると瞬時にあの頃に戻るのは同じ時代を生きてきた者同志の絆か
嗚呼、懐かしい木造校舎と眼下のテニスコート、、
Willie Nelson & Family featuring Paula Nelson: Have You Ever Seen the Rain (Live)
Willie Nelson & Carole King - "Will You Still Love Me tomorrow"
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Bob Dylan . Blowin' in the Wind @Lucca Summer Festival 01/07/2015