
マーク・ノップラーの映像タイトルに「Hawaiian Lullaby」とあった
サンデイ・マノアのあの佳曲を演奏しているのかしらん、と思いきやそうではなかった
どうやらコンサートの終演後、会場で流す「ハワイアン・ムードでお休みなさい」ということらしい
彼自身が弾いているのか、ハワイアン・ナンバーをラップスティールで演奏してお帰りをご案内しているようだ
ギタリスト、シンガー、ライターとして素晴らしい彼が、チェット・アトキンスと和かにプレーしている「I'll see you in my dream」がいい
音楽を通じて理解し合っているミュージシャンが手に入れられる至福の時間だからだ
彼の音楽性を評価しているいわばファンの一人だが、その実一枚もアルバムを持っていない
そういえば大好きなビートルズもコンパクトLP一枚しか持っていないのは、そもそもお金がなかったからだが、買わなくともメディアが連日流してくれたからでもある
それを見かねてかNさんが彼のCDとDVDを持ってきてくださった
英国発の彼のアルバムでは、全体にヨーロッパ臭を感じながら時折カントリータッチの曲が登場するのが嬉しい
そして見つけた「Calling Elvis」
どうやら電話に出なかった自身の経験からヒントを得て創った曲らしい
たまたまエルビスにご縁があって検索していたら「See See Rider」に出会った
マークはこの曲をモチーフにしたらしい
ギターの達人の極意は、「弾かないことと見つけたり」かもしれない
お休みなさい、眠れ悪い子たちよ!
Mark Knopfler - Calling Elvis Live Beaulieu Palace 2002
Mark Knopfler "Hawaiian Lullaby" 1996 Paris [AUDIO ONLY]
Mark Knopfler - Quality Shoe Live Beaulieu Palace 2002
Mark Knopfler "Going Home" , "Hawaiian Lullaby" 1996-06-24 Munich