こんもりと茂っていた小山が潰されてゆく
最初の持ち主はだぁ~れ
私は思う
小鳥たちの天国だったと思う
獣たちの安住の地だったと思う
いつの間にか人間が現れて
この土地は私のものだと登記したのだ
人間が現れるずっとずっと前は
純粋な命の営みがあったんだよね
今は狐だのイタチだの県道にその死体が転がっていて
カラスが群がっている
無残だね
家の周りの山々は太陽光パネルが所狭しと敷き詰められて
あの雉の夫婦は何処へ行ったのだろう
もう ケ~ン ケ~ンと鳴いていた雉はいない
こんもりと茂っていた小山が潰されてゆく
最初の持ち主はだぁ~れ
私は思う
小鳥たちの天国だったと思う
獣たちの安住の地だったと思う
いつの間にか人間が現れて
この土地は私のものだと登記したのだ
人間が現れるずっとずっと前は
純粋な命の営みがあったんだよね
今は狐だのイタチだの県道にその死体が転がっていて
カラスが群がっている
無残だね
家の周りの山々は太陽光パネルが所狭しと敷き詰められて
あの雉の夫婦は何処へ行ったのだろう
もう ケ~ン ケ~ンと鳴いていた雉はいない