カメラと遊ぶ日々

何時まで経ってもカメラ技術が頭に入らないけれど、自然の美しさに心癒される日々をブログに綴ってゆこうと思います。

死んだらみんなおんなじだもの。「骨風」の帯に書かれた文字に魅かれて!

2017-07-07 09:40:30 | 日記

思い立ったが吉日と書き始めた戦争遺児の記、

あれから数年が経ち未完成の原稿に焦りを感じながらも、未だ立往生をしたままなのだ。

図書館へ行けば何か知恵を授かるかもしれないと、4・5冊借りてきても熟読もせずに返却を繰り返すばかり。

小・中学生の頃の乱読が何一つ身についていないことが、今更ながら悔やまれて仕方がない。

明日を約束できない切迫した時間の中で、書く要領のヒントは図書館にしか無いとまたすがる思いの私、

数えきれない小説が並んだ棚で「骨風」のタイトルに何故か惹きつけられた。

骨と風・・・明日の自分を想像してしまった。

表紙をめくると帯に「死んだらみんなおんなじだもの」の文字・・・何故か心安らぐ。

文芸春秋発行の「骨風」、著者 篠原勝之

 

 

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北朝鮮からいつ飛んでくるかわからないミサイル、いつ平和が覆されるかわからない時代ではあるけれど、

でも、戦争の被害者はみんな国民なのだから・・・

あの太平洋戦争で奪われた国民の尊い命の犠牲を、無駄にしてはいけない。

旅立つまで平和を求めて止まない戦争遺児の執念が、悶々と今日を生きている。