滋賀県野洲川河川西北に、
濃霧に霞む三上山(近江富士)を眺める。
30年前に京都から移住してきて道に迷った時はいつも、
この三上山を目印に車で帰宅していた。
日が暮れてしまうと真っ暗闇になって道を尋ねる人も無く、
山中に迷い入り半泣き状態で空の明るい方へと必死だったこともあった。
残念ながら三上山登山は完登出来ていない。
もうちょっとで頂上という処でパニック障害に見舞われて、
下山してしまった。
遠出した時でも三上山が視界に入ると安堵する。
一番三上山が素敵に見えるのは名神高速を走っている時で、
120キロぐらいの走行時に片手でシャッターを切り、
家族に叱られた事も。
父親の懐のような温もりを感じる三上山が大好き。