2017年7月19日夜 BS8のプライムニュースで取り上げられた「リビング ウイル」にとても興味を抱いた。
誰もが辿る生命の終結を現代医学に全てお任せするのか、その選択肢は家族に委ねるのか、それとも尊厳ある最期は自分で計画し遺言式に残しておくのか、
誰もがぴんぴんころりを願っていても、そうはいかないのが世の常である限り、元気な内に「平穏死」について考えるべきではないか・・・
出来る限り住み慣れた家で最期を迎えたいためにはどうすれば良いのか、考えるヒントを得られたと思う。
85歳で倒れた義父は病院のベットに動かないように縛り付けられていた・・・検査を行うからと説明を受けたが、
もう後がない年寄りがまるで拷問をされているようで、悲しかった。
「お父さん、家に帰りたいやろ」と言葉をかけると「うん」とその瞳は私に訴えかけていた。
好きなお酒を飲ませてあげて、家のお布団でゆっくりと眠らせてあげたい・・・夫にそう話していたが、2~3日であっけなく帰らぬ人となった。
家のお布団で静かに眠りたい…そうするためにはどうすれば良いのか。
リビング ウイルが知恵を授けてくださるなら、自治会とかシニアの会とかで学習しようかしら。
プライムニュース出演者は
日本尊厳死協会 関西支部 支部長 長尾 和宏氏(長尾クリニック院長)
日本保健医療岩手大学学長 清水哲郎氏