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西やん67歳、日々の出来事独り言

今日のいろいろ1353 【イラクのアサド政権】

2024-12-03 20:44:14 | 今日のいろいろ
こんばんは。

今日も丸一日「年末調整の定額減税対応」を行っていました。
昨日、本体の「期末手当計算」が終わり、その結果のデータを本番から取得していただいて、テスト環境を作成して、実行・確認。

まず、実務を担当している私とSTさん。給与計算に詳しいSOさんとSIさんの4人で、本番から持ってくるデータが何かと、テストの手順の確認、打ち合わせを行って、午後に環境作成から初めて一応定時内にだいたいの確認ができました。

ところが、定額減税に係わる「扶養人数」が6月時点と変わった人が約500人居て、「扶養人数」が増えた人も居れば、減った人も。6月時点では全員の正しい扶養人数の申告が集められなかったようで、仮に「本人のみ」の1人(3万円)としていたのが、実際には本人含めて5人(15万円)などという例もあり、つい、「えっ、今頃ですか」と言ってしまいました。

明日も、一部データを変更して、確認を継続する予定です。
実際に処理するのは来週の頭。間違える訳にはいかないので、慎重に進めます。でも、(愚痴ですが)「定額減税」が無ければ、ここまで大変ではなかったのですけどね。

【イラクのアサド政権】
中東のイラクは、もう14年も内戦状態が続いているとのこと。
イラクのアサド政権は、ロシア、イラン、ヒズボラなどの支援を受けているのですが、このにきてそれらの「弱体化」が進んでいるといいます。

その関係もあり、反政府勢力が大規模な攻撃に出て、北部のシリア第二の都市であるアレッポという都市を掌握し、中部へ侵攻中とのこと。更に、南部の首都ダマスカスでも銃撃戦が繰り広げられている模様です。

それで、アサド大統領はといえば、主流派メディアではモスクワに脱出したという情報が出ているそうで、それも、家族もいっしょにという話も。
この件について、トシア大統領府のペスコフ報道官についてコメントを拒否したとのこと。正式な訪問であればコメントを拒否することもないはずなのに。

もし、シリアのアサド政権が崩壊し、親欧米政権が樹立されるとロシアにとっては甚大な影響がでるとのことです。
それは、中東産油国の石油や天然ガスを、シリアを経由するパイプラインを建設してヨーロッパに送れば、中東産油国側にもメリットがあり、ヨーロッパ諸国は、比較的安価な石油、天然ガスをロシアに依存せず調達できる訳で、療法にメリットがあります。

更に、その経由国となるトルコ(シリアと隣接)は、そのパイプラインの通過に伴い、エネルギー取引の首根っこを捕まえた状況となり、トルコのエルドラン大統領としては、悲願のEU加盟にはずみがつくことになります。

逆に、シリアのアサド政権が崩壊し、親欧米政権が樹立されると、ロシアにとっては死活問題となってきます。ロシアの石油、天然ガスなどが売れなくなるだけでなく、ロシアの威信が傷つくこととなり、国際的な影響力を弱めてしまう可能性があります。

ただ、かと言って、ウクライナと戦闘状態にあるロシアは、シリアのアサド政権を守るためには多くの戦力をシリアに派遣する必要がありますが、そんな余力はありません。仮に、兵力を割くにはウクライナの兵力を減らすことになり、ウクライナの反転攻勢を受ける可能性があります。

ロシアにとっては、シリアは重要ではあるけれども、という状況だとのこと。

シリアの内戦に関する状況なども、今後の世界情勢に係わることであり、注視しておく必要があります。

では、また。



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