西やん中洲にいます。

西やん67歳、日々の出来事独り言

何もない日419 【防衛装備移転】

2024-02-18 21:29:55 | 何もない日
こんばんは。

今日は日曜日で。
朝から、撮りだめた韓流ドラマを観始めたら。
『愛はビューティフル・人生はワンダフル』というドラマですが、観始めたら止まらなくて、もう10時間くらい観ているでしょうか。
韓流ドラマは、終わった瞬間に次が観たくなります。
今観ているドラマもどろどろしていて。財閥の悪い人はとことん悪い。そこまでする?というくらい。でも、観てしまうんですね。
フジテレビの『大奥』は見たくなくなったのに。
不思議です。

【防衛装備品】
日本の航空自衛隊の次期戦闘機の開発は、日本とイギリスとイタリアの3国で共同開発する予定です。

これまでは、アメリカからの輸入(F-15戦闘機まで)か、アメリカからの支援を受けての国産(F-2戦闘機)かでした。そして、今はアメリカ製のF-35A、Bの導入が進められています。特に、F-35Bは短距離離着陸機で、護衛艦の『かが』『いずも』を改修して軽空母として配備される予定です。

イギリス、イタリアとの共同開発をする場合、今の日本で問題になるのが、イギリス、イタリアと共同開発した『戦闘機』を輸出できるかということです。

今、日本の防衛産業(自衛隊に納入する装備品を製造する企業)が減っています。それは、経営が成り立たない。儲けが少ない。さらには、技術者や設備を維持できないからです。
それは、納入先が『自衛隊』だけだからです。
日本は、少し前まで「武器輸出3原則」というのがあり、「自衛隊」に納入する装備品は一切輸出できませんでした。防衛3法の改正により、多少は状況が変わりましたが、それでも輸出できる状況にはありません。

その状態で、イギリス、イタリアと戦闘機を共同開発して、イギリス、イタリアにも「輸出するな」と言えますでしょうか。
共同開発するのは、開発にかかる膨大な費用を3か国で出し合うということもあります。また、3か国が持つ技術、設備を利用しあうという側面もあります。それが、日本のために「輸出しない」となるでしょうか。

では、共同開発をしたとして、製造段階で3か国で分担した場合。もちろん、日本でも主要部品を製造することになるでしょう。それを、イギリス、イタリアに持ち込むのは「防衛装備の輸出」にあたらないのか。

日本は、次期戦闘機を輸出しないとして、日本製の部品を使用した戦闘機を、イギリス、イタリアが他国に輸出したら、日本は「輸出していない」ということになるのか。

私は、反対しているのではありません。
非常に『ナンセンス』だと思っています。

イギリス、イタリアと戦闘機を共同開発する時点で、『防衛装備品の輸出』を解禁すべきだと思っています。
それは、日本の『防衛産業』を維持し、発展させるために必要だと思っています。でなけらば、いざ有事という場合に必要な装備(弾薬、ミサイルなど)も調達できなくなる可能性があるからです。

ウクライナがロシアと戦っていますが、それは西欧諸国からの支援があるからです。それでも、今は弾薬などが不足しているといいます。
西欧諸国も、ウクライナに弾薬などを拠出した関係で、自国の防衛などに必要な装備にも影響が出ています。アメリカでさえ、ウクライナに拠出した分をすぐに補充できるかといえば、製造するための設備や技術者などの体制を整えないとすぐにできるものではありません。
もう、2年も続いているのですから。

もし、日本が有事になった場合、今の装備で『何日もつ』でしょう。

日本の防衛産業が減少している状況では、自衛もできない可能性があります。
日本の防衛産業を維持するためには、『輸出』ということも必要です。

この点について、与党の自民党と公明党で検討しているようですが、公明党が難色を示しているようです。
まあ、今の自民党はボロボロなので、選挙になれば公明党の支援が必要かもしれません。でも、これまでも選挙のたびに、公明党が足かせとなり、自民党独自の政策ができなかったのではないか。

当面、難しい気がしますが、公明党との連立。見直したほうがいいのではないか。責任をもって自民党の政策を推進できる体制にしてはどうか。

私はそう思っています。
将来の日本の安全保障のためにも。です。

では、また。


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