西やん中洲にいます。

西やん67歳、日々の出来事独り言

何もない日488 【スマホ依存】

2024-12-29 20:21:01 | 何もない日
こんばんは。

今日の午前に飛び込んできたニュースは、韓国の空港での事故でした。
映像には、胴体着陸し速度が弱まらないまま滑走路上を滑っていく機体と、その後に炎上する機体が繰り返し流れました。
先ほどのニュースでは、空港に向かっていると思われる機体の右エンジンから煙の塊が出る映像もありました。何があったのか。
「バードストライク」(鳥の衝突、エンジンへの吸い込みなど)があったとの話もあります。
ただ、着陸装置が何故出ていなかったのか。「バードストライク」だけで着陸装置の異常が出るとは思えません。更に、滑走路上を滑るように進む機体の映像では、フラップ(スピードが遅い時に揚力を発生させるため翼後部を下げ、翼面を広げる装置)が出ていなかったように見えます。
170人以上の死亡が確認されているとのこと。大事故です。

その少し前には、アゼルバイジャン航空の飛行機が、カザフスタンの空港近くに墜落する事故があったばかりです。これも事故の映像があり、コントロールを失った機体が地上と接触後に火災を起こしました。ただ、20人強の生存者がいたようです。
この事故も、当初は「バードストライク」との情報が流れましたが、当初向かっていたロシア南部の空港近辺では、当時、ウクライナの無人機に対する防空措置が行われていたようで、飛行機の残骸に残る無数の穴などから、ロシアの防空システムのミサイルが飛行機の近辺で爆発したのではないかと言われています。
原因までの言及はありませんでしたが、プーチン大統領が謝罪しています。

1週間の間に、2件の大きな航空機事故。これ以上、続かないことを願います。

【スマホ依存】
昨日、NHKの『サタデーウオッチ9』で、『スマホ依存』が特集されていました。

「SNS依存」について、2万人以上への調査で、中高生の4人に1人が『スマホ依存』が疑われるとのことです。

取材で出てきた女子高生は、自分でも「スマホ依存」を認識していて、それによって「成績が下がっている」ことも気にしていました。
母親の話では、あまりにも「スマホの使用時間」が長いため、一度取り上げたことがあるそうです。でも、家に置いていた「使用済みスマホ」を探し出し、Wi-Fiでは使えますから、こっそり使っていたとのことです。

その女子高生が、親とも話をして、「スマホ依存から抜け出すための泊まり込み研修」に自分から参加したそうで、2泊3日くらでしょうか。スマホを預け、期間内はいっさい触れない状態にした上で、川遊びや自然の中での遊びなどを行い、また、自分の経験や想いを他の参加者の前で発表するなど、大学共助が計画した内容に添って行われた研修会で「スマホ依存」から抜ける努力をしている姿が流れました。

また、別な家族では。
お母さんと娘が、「スポーツジム」だったかな、いっしょに行くようにして、その後、娘さんが一人でも行くようになり、「スマホへの依存」が徐々になくなってきたことが紹介されていました。

番組で紹介されていた対策としては。
(1) 親といっしょに何かを始める
(2) 子どものスマホの利用状況を把握できるアプリがあり、子どもと親のスマホにそのアプリを入れることで、LINEやインスタ、TikTokなどのそれぞれの利用時間を把握できるので、それを元に子どもとスマホ利用について話す機会を設ける
(3) 子どものスマホで、あるキーワードで「誹謗中傷」的なものであったり、いじめに繋がるようなものであったりのワードが検出されると、親のスマホに通知されるアプリもあるとのこと。
それら利用して、子どもと話をして、「目標設定」をすることが必要だということです。

ただし、設定する目標は「最初から高いものにはしない」こと。達成できるレベルのものから徐々にという考えで、更に、その目標を達成できたら『ほめる』ことが重要だと、

「ゆるい目標設定」で、できたら「ほめる」。これを繰り返していくことが大事とのことでした。

そして、その番組でも出ていたとは思いますが。
TikTok、インスタなどや、私がよく観るYahoo!ニュースなどでもそうですが、各アプリなどで「アルゴリズム」があり、検索履歴、閲覧履歴などから、「ユーザが何に興味があるのか」を(勝手に)判断して、「おすすめの動画や記事」を次々と表示してくるというのがあります。

そういう「仕組み」であることを理解し、子どもにも理解させることも必要です。

番組で紹介された、オーストラリアの「16才未満のSNS禁止」法案成立にも繋がった、「SNSで子どもが命を絶ってしまった」というオーストラリアの母親のインタビューも出てきました。

男の子ですが、自分が「太っている」という思い込みから、関連する動画などを検索し、次々と表示される「おすすめ」の内容を信じ込み、食事もまともにとらなくなったとのことで、その後、自殺したそうです。
母親は、子どもに「次々と関連情報を流す、アルゴリズム」で子ども達が受ける影響が問題だと感じているとのこと。

『SNS依存』の危険性。『SNSの仕組み』の危険性。
など、大人も子どももですが、よく理解し、親子で話し合う必要があると思います。

先日書いた、北九州市の中学生殺傷事件でも、直後に、大人も惑わされる「ニセ情報」が大量に拡散され流れてきたとんことで、そこから得た情報がもとで「子ども達が怖がり、学校に行けない状態になる」ということが起こっていたということ。
北九州市内で、1日に4千人強、2千人強という子ども達が「通学できなくなっていた」という実情。

『スマホ依存』だけでなく、子どもの「スマホ」「SNS」の利用については、注意を払って、感心を持って、少しでもそのことを「話する」ことが必要なのでしょう。

「年末年始」の休み中も、どれだけ「スマホ」に触れているか。
一度、計ってみてもいいのかも知れませんね。

では、また。


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