西やん中洲にいます。

西やん67歳、日々の出来事独り言

今日のいろいろ1345 【紅白が知らない人ばかり】

2024-11-18 21:16:10 | 今日のいろいろ
こんばんは。

今日は、やはり冷えました。
風があったせいで余計に寒く感じました。
今日の夜の天気予報で、西高東低の気圧配置での日本海上の筋状の雲が雪を降らせたのですが、明日は大陸の高気圧が日本海に張り出し、冬型の気圧配置はゆるむそうです。でも、今日よりも更に「寒気」が南下し、寒くなるそうです。
明日の福岡の最高気温は15度の予報です。

【紅白が知らない人ばかり】
今日のYahoo!ニュースのFLASHの記事で、タイトルは。
『「紅白が知らない人ばかり」ILLIT、こっちのけんと『紅白』内定報道が相次ぐも露わになる視聴者の「認知ギャップ」』

もう何年もの間、『紅白歌合戦』の視聴率低下が言われ続けています。
でも、それも仕方ないなとは思います。
何故か。

私が、中洲にのみに出るようになった若かりし頃は、「多くの人が知っている曲」というのがたくさんありました。
それで、私の個人的楽しみは、どれだけ早く歌を覚えて歌うか。

中洲のスナックなどに行って、こっそりお店の子にカラオケに曲を入れてもらいます。で、その曲の順番が来た時に、しばらく知らん顔します。
すると、他のお客さんが「誰が歌うの?」という顔で周囲を見始めるので、そこでおもむろにマイクを持って歌い始めると驚いてもらえる。

そんな事を楽しんでいたのですが。
それが、時が進むにつれて、音楽のジャンルも広がり、流行りの曲も個別化し、好みが分かれるようになり、それぞれ個人個人が好きな曲、好きなアーティストを「推す」ようになってきました。
その結果、「推し」以外には、あまり興味もなく、「みんなが知っている曲」というのが少なくなってきました。

なので、中洲のスナックに行って、私の好きな新しい曲を歌っても、他のお客さんがお店の子に「これ誰の歌?」と聞いているのが聞こえてきました。

それだけ、世に中にたくさんのジャンルの違うアーティストが表れ、中には「一発」の人も出てきます。

一時期、「歌番組」自体が減った時期もあり、昔の『ザ・ベツトテン』の様なランキングを扱った番組もなくなりました。
今も、オリコンなどのランキングはありますが、その内容も細分化されています。

もう今は、CDでもなくなり、『ダウンロード』する時代なので、ダウンロード数であったり、CDのラインキグの他にDVDなど映像付きのアルバムのランキング。更には、ストリーミング。

YouTube、TikTokでの再生回数のランキングであったり。
更に、今は音楽もサブスクの時代。月額一定の金額で聴き放題など、音楽の楽しみ方も様々。

そう言った事情もあり、『紅白歌合戦』の様に、年に一度のイベントで、紅白それぞれアーティストを揃える訳ですが、組数には制限があり、NHKという公共放送という立場では、ある特定分野に偏らせる訳にもいきません。
といって、話題の曲、アティストを外すこともできない。

そういう意味で、『紅白歌合戦』の編成は大変だと思います。
更に、各事務所との交渉などもあるでしょうから、そもそも「テレビには出ない」といアーティストも居ますから。

そういう最近の事情を考えると、『紅白が知らない人ばかり』というのは当然と言えば当然。更には、『なんでこのアーティストが選ばれるの?それより〇〇だよね』などの意見が出ても仕方のない状況。それぞれの「推し」があり、更には「アンチ」もありますから。

なので、『紅白歌合戦』にひと昔前の「視聴率」を期待するのは無理。
更に、各民放も『裏番組』をぶつけてきます。
更に更に、そもそも「テレビを観ない」という人も増えてきていますから、ネットでいろいろなものを見る人も。

そんな、視聴者も『個』の時代ですから。
「紅白の視聴率」うんぬんを話題にするのも、すでにナンセンス。

ドラマなどもそうですが、NHKであれば「NHK+」。民放であれは「TVer」などの配信サービスもあり、「Amazonプライムビデオ」は「NETFLIX」なども。

それだけ「選択肢」があり、リアルタイムではくても(録画しなくても)後で観れる時代です。

それでも、年が明けると、『紅白の視聴率は・・・』という話題、記事が出てくるのでしょうね。

時代の変化、評価する側もいろいろな要素を加味しないと。
ずっと同じ「指標」で語っても、実体にそぐわなくなっているのではないでしょうか。

今日の記事で、そんな事を感じました。

では、また。


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