西やん中洲にいます。

西やん67歳、日々の出来事独り言

縁とか運とか22 【『中洲に居ます』への道2】

2015-10-01 23:28:05 | 縁とか運とか
新しく所長になった常務は、私を評価して下さり、可愛がって下さいました。
なので、福岡に来られた時には、必ず、居酒屋で食事をして、その後、このお店に来ました。それで、店の人にも覚えてもらえたのですが、この当時は飲めなかったので、この店に行くのは所長が来た時だけでした。

その後、この常務が所長の間、約1年。次に本社の部長が所長を兼任し3年くらでしょうか。事業所の大改革をしました。と言うと聞こえはいいのですが、要は『首切り』です。
最初は、私と同じポジションの管理職の方。地位は同じだったのですが、所長は私の下に付けました。もう一人中途採用の女性係長。この2人が担当していた仕事が、2人が犬猿の仲で、かつ、2人とも知識・経験が不足していて、メンバーは新人ですから進まない。それで、私に任されたのですが。

ある日、所長(常務)に呼ばれ、『○○君(管理職の方)は、どうだ。続けられそうか。』と聞かれました。その意味を理解した上での私の答えは。
『うちの会社では無理だと思います。』
結果、彼は退職しました。

もう一人、管理職が居たのですが、この方は、知識、技術では申し分ないのですが、酒を飲むと人が変わる。荒れるんです。
女性社員との不倫の噂も出て、この方が居るだけで、事業所内の雰囲気は静かで暗い雰囲気になるような方でした。
ある時、1年目の女性社員から、セクハラを受けたとの相談が事務担当の男性(元自衛隊で退職後に入社した方)にあり、その方から私に相談がありました。それで、相談してとった行動は。
翌朝、私とその女性社員は、秘かに飛行機で東京の本社に行き、常務にその事を訴えに行きました。
結果は、その管理職の方は、東京に戻され、子会社に出向。
後で常務から聞いた話ですが、常務はその方の仲人。不倫の事もふくめ、今回が最初ではなかったそうで、そのために厳しい処分になったのでした。

その後は、社員の整理。
特に、事業所を開設して最初の年に採用された人達。とくに男性は、総務の担当者が『誰でも良かった』と言うくらいに、名のある会社でもないので、人が集まらず、来た人は採用してしまったらしいのです。
会社にとっても、また、本人にとっても『合わない仕事』を続けてもということもあり、これ以上続けても難しいなと思う社員と面談し、転職を勧めました。

入社して最初の3、4年は、いろいろもめながら、こんな事ばかりしていました。まさに『首切り』です。
その間の、ひとつの楽しみ、息抜きが、所長が来た時にスナックに行き、カラオケを歌うことでした。


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