こんばんは。
台風13号が近づいていますが、直接の影響はないと思われます。
今朝、明日、明後日の最高気温予想は35℃と書きましたが、夕方観た天気予報では36℃になっていました。
台風とともに、湿った空気が日本列島に吹き付けるため気温が上がりそうです。
熱中症など、気を付けないとですね。
【福岡市教育委員会のミス是正】
今、台風13号が沖縄方面に近づいていますが、その前の台風10号が九州に来た時のことです。
台風10号は、発達して強い台風でしたが、そのスピードは15km/hで自転車並み。福岡県下がいつ強風域に入るかなど、難しい判断が必要でした。
8月29日は、JR九州等も九州新幹線、在来線を朝の早い時間帯で運転見合わせにする計画運休を発表していました。30日には、ほぼ全ての交通機関なども始発からの運転見合わせを決めていました。
そんな中ですが、北九州市は28日の段階で、29日、30日は北九州市立の学校を全て休校にすることとし、学校を通じて保護者に連絡していました。
福岡市は、28日の段階では、29日は通常通り登校とし、給食後に一斉下校し、30日は休校とすることを決めていました。
それが、29日の午前6時過ぎに福岡県に暴風警報など警報が発令され、それを受けて福岡市教育委員会は午前中の授業も取りやめることを決定したのですが、それを学校に通知し、保護者に連絡した時点ではすでに登校している児童・生徒も居る状況で、そのまま下校させることになりました。
その結果、児童・生徒は風雨が強まっている中で登校し、下校するという事態となり、また、保護者も午前中は学校だと思っていたところ子どもが帰宅するということになり、その対応に追われた家庭も多かったようです。
そのため、福岡市教育委員会には苦情が届く結果となった訳ですが、福岡市教育委員会は、「台風接近の際の休校などの措置の基準」を定めていなかったとのことです。
これまでは、その時々の状況を観て判断してきて、今までは、それで特に問題は起こらなかったとのことです。
それで、福岡市は「強風域に入る可能性がある場合に休校とする」という基準を設けたとのことでした。
意外に、「基準」「対策」が決められていないこと、眠っているかも知れません。それが、何かの機会に、不都合な事態を起こすことがあるということです。「自己で何でも」ではなく、「他の状況も参考に」して、「想定外」を極力減らすことが必要なのだと思います。
【JR貨物の検査データ不正】
JR貨物の貨車の検査データ不正が大量に見つかり、再検査などの実施のために、一時運行停止する事態にもなりました。
確か、全国で3か所の工場での検査データに不正があったそうですが、全車両の再検査を実施することとなり、物流にも影響が出る事態となりました。
北海道では、たまねぎやじゃがいもを運ぶ、「たまねぎ列車」や「じゃがいも列車」があり、今がそのシーズンだそうですが、その運搬に影響が出てきているようです。
佐川急便なども、九州・北海道←→首都圏で遅れがでる可能性があるとの報道もありました。
そして、今日、今回の問題に関連して鉄道事業者に対して緊急点検の実施するよう通達されたようで、JR九州では検査対象の車両が1500以上とのことです。
少し前にも、トヨタ自動車、マツダ、ダイハツなどで検査データ不正が発覚し、一時生産停止に追い込まれました。
大企業で何故。大企業だからなのか。
「不正」が起こらないようにするための体制、仕組みを早急に構築する必要があります。事は「安全」に係わることですから。
常日頃から、「二重、三重のチェックをする」心構えと組織・仕組み作りをしておくことが必要です。企業などの信用にも関わることですから。
では、また。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます