西やん中洲にいます。

西やん67歳、日々の出来事独り言

今日のいろいろ1066 【中国の対応】

2023-09-02 00:54:09 | 今日のいろいろ
こんばんは。

9月になりました。
やはり、月日が流れるのが早く感じます。
仕事の開発期間も残り半年。大半が中身を知らないメンバーでの仕事。
不安ではありますが、残業禁止なので、日々定時で帰っています。

【中国の対応】
中国が8月28日に新しい地図を発表したのですが、近隣3各国が猛反発しているというニュース。
フィリピン、インド、マレーシアの3か国で、インドは中国との国境で軍同士が小競り合いを繰り返してきています。フィリピン、マレーシアは南シナ海に関わる部分で、それぞれが領土と主張しているところを、勝手に「中国の地図」に中国の領土だと書き込んでいる訳です。
更に、ベトナム、台湾なども一斉に反発していると。

何故、中国は、中国の外交はこうなのでしょう。
周辺国と友好関係を築こうという気が無い。鄧小平の時は、もっとましだったと思うのですが。習近平は「毛沢東」を崇拝していますから。

ただ、中国の経済はガタガタで、本当は「外国からの資本を呼び込みたい」はずなのですが、「反スパイ法改正」など、やっている事は外国が警戒することばかりで、「外国からの資金は流出するばかり」。

中国から国外に出ることのない国民は、政府(共産党)系の新聞やテレビから得る情報と、中国国内の閉ざされたSNS、ネット環境のみ。
そこでは、情報統制されていますから、政府、共産党に不利益や情報は流されないし削除されます。

かと思えば、今回の「福島第一原発の処理水放出」に関しては、『日本国内でも強い反発が・・・』と言って、日本国内での「処理水放出反対」のデモ活動の様子。それも数百人規模の映像を流して、さも、日本国民の多くが反発しているような情報を流しているということ。

なので、中国国内でインタビューした市民の回答は、うまく洗脳された回答ばかり。
かと思えば、中国の国民でも、独自に海外のネットに接続している人達も居て、禁止されているX(旧Twitter)などにもアクセスできていて、海外の情報を仕入れている。なので、減ったという話もありますが、日本に旅行に来て、海産物、さしみなどを喜んで食べている。

ロシア国民が、「ウクライナ戦争」の事実、実態を知らされていない。プロパガンダを信じてしまっているのと同じです。

韓国でも、野党や左派市民団体が虚偽の情報を流し、一時期塩の買い占めがあったりしたのですが、それが、韓国の水産事業者へ多大な影響を出しています。
これは、中国でも塩の買い占めが起こり、やはり、水産事業者が困惑している。でも、政府はそういう事はおかまいなしなんですね。
あの「ゼロコロナ政策」でも、ほぼ損失の補償なしですから。

国際機関であるIAEA(国際原子力機関)やWHO(世界保健機関)が、処理水の放出に関しては「問題なし」と認めているのに、それも「信じない」「(日本に買収された)虚偽だ」など。

ここまでくると、もう何を言ってもダメ。聞く耳持ちませんから。
最初の「新しい地図」についても同じ。「大陸棚がどうこう」「古来から中国の領地、領海」だと。
フィリピンが提訴して、国際裁判所が「無効」の判決を出しても、「効力がない」と無視。

では、どうすればいいのか。
日本は、ただ愚直に正直に、事実に基づいて「主張」していくのみ。
日本は、中国との「(専門家同士の)話し合い」を再三求め続けていることをアピールし、中国側が(負けるから)受け入れないことをアピールし。
中国以外の各国に対して、透明性を持ったデータを元に、IAEAやWHOも巻き込み、丁寧な説明と理解を広めること。
中国の「日本産水産物全面禁輸」措置については、WTO(世界貿易機関)への提訴も本気で検討すること(をアピール)。(仮に提訴しても、結論が出るまでには相当時間がかかるので、『提訴する』という事が重要)

今回、中国の禁輸措置で影響を受けた企業、団体のみならず、中国との取引の割合が多いところは、いつまた同じような事が起こるかは分からない訳で、リスク分散が必要です。
少なくとも、「世界の工場」としての魅力は、賃金も高騰し、「ゼロコロナ政策」の様な生産がストップする政策をいとも簡単に、(政府のいちぞんで)長期間実施できてしまう国ですから。

今の中国の経済状況の回復は簡単ではないようです。
それだけに、国内に問題があると、今回の様に、日本など攻めやすいところに国民の関心を向けさせて、国内問題をごまかす訳ですから。

まあ、少なくとも、「岸田政権ではダメだ」と心置きなく叫んでも問題にならない日本。それだけでも、まだ(中国よりは)マシだと思います。
日本にも、問題はたくさんありますが、まだ、モノ申せるだけまし。
選挙で、政党や政治家を選べるだけマシです。

中国のことについては、「また言ってる」「またやっている」程度の感じで観ておくのがいいのかも知れません。

個人的には、「自滅の方向に進んでいる」ように思います。
ロシアと同じで。

では、また。


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