西やん中洲にいます。

西やん67歳、日々の出来事独り言

今日の博多254 【円高傾向?】

2025-02-21 08:45:33 | 今日の博多
おはようございます。

今日の博多は曇です。
ところどころ雲が薄いところも出てきています。





昨日、ふとニュースで観たのですが。
対ドルの円相場が149円代になっていました。

年末年始あたりは150円代の半ばか後半だった気がするのですが。

物価の押し上げ要因として円安もあったと思います。逆に円高で業績を伸ばした企業もありました。

私には関係ありませんが、海外旅行では円安を感じたと思います。
逆にインバウンドの旅行客には割安感があったでしょう。

物価を考えると、日銀の緩和策を利上げ方向に持っていったらと思い、日銀総裁の物言いが気になったりもしました。

ただ、輸入品のガソリンなどは簡単には下がらないですね。今あるものが、今取引したものではないので。

ガソリンて、地域(都道府県)での価格差はエグいですね。県境をまたぐと値段が違ったり。

海外からの輸入品を沿岸地域で精製している石油製品なので、本州の中の方になる長野県は、日本でもガソリンが高い地域だそうですね。

ただ、最近、長野県のガソリン販売業者の「カルテル疑惑」のニュースがありました。高い上に、本当に「カルテル」で高値を維持されていたら、たまったものではないですね。

国民民主党はガソリンの税金にも切り込んではいますが。せっかくの「トリガー条項」は凍結されたままです。

ただ、多くの国民がガソリンに、どんな税金がどれたけかかっていて、それぞれ総額いくらで、何に使われているのか。政府に説明させてもいいのでは?国会で。

みんな「高い」とは思っても、なぜ「税金」を含めて高いのかは知りませんからね。詳細を聞いて、納得するのか、「??」となるのか。

「高い」「高い」だけでなく、「なぜ」もひつようかま知れません。

投機のために消えた21万トンの米も、将来的には流通ルートを全て把握できるシステム化も必要でしょう。「投機商品」にさせないために。

いろいろやり方、国民への訴え方ありそうですけどね。各政党のみなさん。

立民など、話題から取り残されてますね。野党第一党なのに。存在感薄い。自覚しないと。

では、また。


今日のいろいろ1396 【何やってるんでしょうね】

2025-02-20 21:55:30 | 今日のいろいろ
こんばんは。

【何やってるんでしょうね】
(テレ朝news)より
『「邪魔した責任ある」国民民主が自民接近の維新を批判 「年収の壁」難航にいら立ち』

「年収103万円のかべ」の引き上げを巡る協議が難航しているのに関連して、国民民主党の榛葉幹事長が、「邪魔をした責任は維新にある」と自民と接近する維新を批判したとのことです。

国民民主 榛葉幹事長 
「年収103万円の壁を178万円に近づけて上げていく。そして、ガソリン減税をする。これを骨抜きにして邪魔をしたのは、維新さんもその責任があることになりますよ」と。

(朝日新聞)の記事より
『維新・吉村氏「交渉停滞を他党のせいにするな」 国民・榛葉氏に反論』

日本維新の会・吉村洋文代表 
(「103万円の壁」引き上げをめぐり、停滞する与党と国民民主党の協議について、同党の榛葉賀津也幹事長が「邪魔をした維新にも責任がある」と述べたことを問われ)「103万の壁」はぜひ突破してもらいたいと思う。ただ、交渉が思い通りにいかないことを他党のせいにするのはやめた方がいい。 

去年ぐらいから、「本気で腹をくくるなら一緒に(政策連携を)やりませんか」という話を(維新側から)持ちかけている。けれども、榛葉さんからも玉木(雄一郎)さん(代表の役職停止中)からも「維新は維新でやればいい」とずっと言われてきた。 

とのことです。

「103万円の壁」に関しての自民党案(年収200万円以内の場合、160万円の控除、など)については、連立与党の公明党にも事前に何も説明がなかったそうで、「103万円の壁」問題に関しては、公明党は国民民主党と連携するとのこと。

どこも、どう「手柄を立てて」、どうアピールするかに必死ですね。

ただ、維新。
大阪維新の会になるのでしょうか。兵庫県議員2人。
ひどいものですね。

では、また。


今日の博多253 【牽制しあってどうする】

2025-02-20 08:39:15 | 今日の博多
おはようございます。

今日の博多は晴れてはいますが、雲は多いです。





昨日は、「103万円の壁」と「106万円の壁」の事を書きましたが。

国民民主党の玉木氏が、維新に対して「予算案に賛成するのであれば、ぜひ、社会保障料を下げる具体策について、政府・与党から約束を取り付けて下さい」と迫ったとのこと。

維新が発表した「改革プラン」は、「国民医療費の4兆円削減、年間6万円の社会保険料引き下げ」と述べて、具体策が全く書かれておらず、(国民民主党は)「これでは協力しようがありません」と綴ったとのこと。

「はて?」
国民民主党は、「103万円の壁」を「178万円」に引き上げると主張した時に、「手取を増やす」と主張した時に具体的な財源案など示せていたでしょうか。

「それを考えるのは与党だ」としていたのでは?「どの口が言うか」ですね。

国民民主党も日本維新の会も、いずれ政権を担うつもりがあるのであれば、「実現可能」で「持続可能」な政策の立案と、そのための具体的な施策をセットで示してほしいですね。

自民党・与党案に文句を言うだけではなく、具体的な「財源の確保」の方法を示して「代案」を提示してもらいたいですね。

キャッチフレーズをブチ上げるだけなら、誰でも出来ます。中身の伴うものにして下さい。

と思います。
では、また。


今日のいろいろ1395 【『103万円の壁』より『106万円の壁』】

2025-02-19 21:33:19 | 今日のいろいろ
こんばんは。

今日も寒かったですね。

自公(与党)と維新の「高校無償化」に向けた協議が大詰めを迎えています。
そこで焦っているのが国民民主党。「103万円の壁」についての自民党案は、所得制限を設けた案で受け入れられない、と。幹事長は、「維新とまとまりそうなので、こんな案を出してきている」と反発しています。
私は、「自業自得」の部分もあるように思います。それは後程。

【『103万円の壁』より『106万円の壁』】
国民民主党が「手取りを増やす」として先の衆議院選挙に臨み、自民党の議席減と呼応して議席数を大幅に増やしました。

そして、過半数割れした与党が予算案などで衆議院を通過させるためには、国民民主党か日本維新の会のどちらかが賛成に回る必要があります。
そこで、先手を打ったのが国民民主党である訳ですが。

それによって、『年収の壁』が話題にあがりました。

《103万円の壁》
所得税がかかる、基礎控除額48万円と給与所得控除額55万円を足した103万円を超えると「所得税」がかかることになります。これが『103万円の壁』です。給与収入が103万円を超えると所得税が発生し、同時に、配偶者控除を受けている人は「配偶者特別控除」に切り替わります。また、学生がアルバイトをして103万円を超えた場合は、親の扶養控除が適用されなくなり、親の所得税額が上がることになります。

《106万円の壁》
年収が106万円を超えると配偶者の扶養から外れ、じぶんで年金保険料を負担することになります。
ただし、現状では条件があり、
(1) 企業規模が従業員51人以上 
(2) 労働時間が週20時間以上
(3) 年収106万円(月額8万8000円)以上
の3つの条件を満たした場合に適用されます。

《130万円の壁》
年収が130万円を超えると給与収入のある全ての人が配偶者控除から外れ、年金への加入義務が発生し、年金保険料を負担することになります。

厚生年金保険料は、毎年4月~6月の給与より算出した標準報酬月額に保険料率(18.3%)を掛けた額になり、その額を企業と従業員で折半することになります。また、賞与については「総報酬制」により賞与額に保険料率(13.8%)を掛けた額になり、その額を企業と従業員で折半します。
つまり、厚生年金保険料の支払が始まると、本人の給与から厚生年金保険料が引かれるだけでなく、ほぼ同額を企業も負担することになり、企業の人件費が増えることになります。

説明が長くなりましたが。
国民民主党が主張する「103万円の壁」を「178万円」まで引き上げるという案がありますが、仮に「103万円」が増額されたとしても、「106万円の壁」には掛かってしまうことになり、それの適用外であっても「130万円の壁」では、必ず社会保険負担が発生することになります。

その「106万円の壁」を厚生労働省が『撤廃』しようとしています。
ただし、
(1) 企業規模が従業員51人以上 
(2) 労働時間が週20時間以上
(3) 年収106万円(月額8万8000円)以上
の内の(1)と(3)を撤廃し、(2)の労働時間が週20時間以上は残すというのです。

これで何が起こるのか。
(1) 企業規模が従業員51人以上 が撤廃されると、これまで適用外であった従業員51人未満の事業所も対象となります。
(3) 年収106万円(月額8万8000円)以上が撤廃されると、所得にしばりがなくなります。

残るは、(2) 労働時間が週20時間以上 だけで、『週20時間以上』働いてしまうと社会保険負担が始まるということです。

これは、『改悪』です。
『週20時間以上』働いた場合は、1時間当たりの賃金額に関わらず、どの事業所でも社会保険料負担が始まるということです。
それを避けるには、『週20時間未満』を厳守する必要があります。1日8時間の勤務だと、週3日で24時間になりアウト。
仮に、最低賃金(平均)の1時間1050円とすると、年間約52週で、20時間×52週=1040時間。年間で1,092,000円。これがMAXということです。(1時間当たりの賃金が多い分には130万円を超えなければ問題ありません)

ところで、「103万円の壁」や「106万円の壁」の見直しの『目的』って何なのでしょう。
『(国民民主党が言う)手取りを増やす』こと?
『「働き止め』を減らし、労働力不足の解消」につなげること?

例えば、年収130万円の場合
所得税は、130万円-103万円=27万円 × 5% = 13,500円 ÷ 12か月 = 1,125円
厚生年金保険料は、賞与なしで考えた場合
                 130万円 ÷ 12か月 =  約108,400円
                  108,400円 × 18..3% =  19,837円  ÷ 2 =   9,918円
                  9,918円 × 12か月 =   119,016円

現状で、年収130万円になると、概算で、所得税を年間13,500円(月1,125円)負担し、厚生年金保険料を年間119,016円(月9,918円)を負担することになります。更に、厚生年金に関しては、企業も年間119,016円(月9,918円)負担することになります。

両方がいいには間違いないですが、「103万円の壁」と「106万円の壁」(の厚労省見直し案)のどちらを優先すべきか。手取りを増やすことを考えると、「106万円の壁」を見直す方が『手取りを増やす』には、より効果があります。

でも、「106万円の壁」の話、各党、各議員から、あまり話が出てこないんですね。国会議員でも『タブー』なのでしょうか。

単純に、税負担や保険料負担だけでなく、『扶養』もからんでくるため、もっとやっかいではあるのですが。

『103万円の壁』は所得税の問題であるため、国や地方の財政上の税収減になるため、「恒久的な制度」とするためには、安定的な財源が必要になります。その点で、国民民主党の「178万円」では、国と地方合わせて6兆円~7兆円の税収減になります。国民民主党は、その財源については与党丸投げです。

それと比較して、日本維新の会の「高校無償化」に必要な税源は数1000億円で、国民民主党の「178万円」と比べれば少ないものです。それは、話がまとまりやすいですね。

国民民主党は、「178万円」ではなく、所得税、社会保険料とも(『扶養』を含め、『130万円』への引き上げを目指すべきではないでしょうか。第1弾として。所得税「178万円」への引き上げより、所得税、社会保険料、扶養から外れる額を『130万円』にした方が各段に「手取りを増やす」効果があります。

更に、現在も企業は『130万円』を超えれば、社会保険料の企業負担を行っている訳ですから、企業にとっては変化はありません。実質も精神的にも「負担増」にはならないはずです。

真に『手取りを増やす』ことを追求し、早期に実現するには、「178万円」に固執せず、『年収130万円』の壁に引き上げることをすべきではないかと、私は思います。

いかがでしょうか。

では、また。



今日の博多252 【103より106】

2025-02-19 08:32:42 | 今日の博多
おはようございます。

今日の博多は晴れています。
予報は晴れで、最低気温2度、最高気温7度です。





最近、年金に関するニュースがあって。
所得税の「103万円の壁」と、年金の「106万円の壁」。

所得税の「103万円の壁」は、国民民主党がまだ騒いでいますが、恒久財源について、ちゃんとした案を提示できているなでしょうか。それなしに、「178万円」まで引き上げって、これは、基礎控除、給与所得控除にかかわるので、所得のある人全体に関わること。財源が無ければ、いくら引き上げても、いずれどこかでほころびが出ます。

それより「106万円の壁」。
管轄が厚労省たから、年金だからなのか、国会から何も聞こえてこないですよね。

昨日、給与明細を見直しました。
私の厚生年金保険料は、所得税の5倍の額が控除されていました。
健康保険料、住民税は、所得税の2倍強。
国民民主党の言う「手取りを増やす」。所得税を減らしても、はるかに年金の方が控除額が大きいです。こちらの方がこたえるはず。

更に、厚生年金は会社と負担を折半しますから、企業側の負担も増えます。

記事では、東北の福祉関係の事業者が、年間6000万以上の負担増に耐えられないので、事業を辞める決定をしたとか。

更に、厚労省が考える「106万円の壁」撤廃は、「制度改悪」です。

詳細は、また夜に書ければと思います。
では、また。