ポピーと薄荷とブルーエルフィンのブログ

ゆんやおブログ。ポピーと日本薄荷、そしてブルーエルフィンを中心にサボテンとかハイビスカスとかの栽培日記です。

カリガネソウ(雁金草)

2014-09-24 19:43:48 | ブルーエルフィン
カリガネソウが咲いた

ブルーエルフィンの本編の記事もまだなのに近似種のカリガネソウの話。



日本産の山野草、クマツヅラ科カリガネソウ属 日本の山野に普通に生えている。



標高の高い山だと夏に、平野だと9月ごろ咲く。



自生だと1mくらいになり、こんもり小山のように大きくなる。可憐な山野草のイメージは無い。



背中合わせに咲く

花は1日花。すぐにポロリと落ちてしまう。



つぼみは、まん丸。パカッと開いてこの形になる。



茎はシソ科の植物のように四角。

この植物は、独特のくさい臭いがあるため、栽培する人は少ない。茶道の茶花にもならない。
どんな臭いかと言うと、「カリガネソウの臭い」。
ケモノ臭と言うか、髪の毛を焼いたような、犬が雨に濡れたような・・・嫌なにおい。

育てる人がいないから、売っていない。知り合いから1枝もらって挿し木にしたら根付いた。これが初花。

ヒナゲシ(セントジョージ)が発芽した。

2014-09-24 06:50:24 | ポピー
はやっ

蒔いたのは、輸入種子でセントジョージって種類。赤と白のミックス混合。
イギリスのJohnsons Seeds社の種で「Poppy St. George」って名前らしい。
一袋500円くらい。



種子に発芽促進処理がされているのかいろいろ蒔いた中で真っ先に発芽した。



ポピーの双葉は、本当に小さい、肉眼だと点にしか見えない。
スーパークローズアップモードで撮影したがコンパクトデジカメではこれが限界。

セント・ジョージは戦士の守護聖人のこと。イングランド王リチャード1世がセント・ジョージにあやかってイングランド軍の徽章を白地に赤い十字架にしたそうで、後にイングランドの国旗になったとか。

イギリスで白と赤の花を混植するのを「セント・ジョージ植え」というらしいんだわ。
日本じゃさしずめ「源平植え」だな。

 源平っていうのは源氏と平家のこと、源氏は合戦のとき白旗、平家は赤旗を揚げていたからだそうで、運動会の赤組白組や紅白試合、紅白歌合戦もここから来ている。

ちなみに藤原氏の合戦旗は、紫色。