美ら海水族館といえば、巨大水槽。マンタやジンベイザメ(^^)/
でも、バンドウイルカの「フジ」も忘れてはいけません。
2002年、イルカの「フジ」は突然、病気になりました。
尾ひれに壊死が始まったのです。
このままでは、命が危ないと診断され、
尾ひれの75%を切断することにしたのです。
そして、「フジ」に人工の尾ひれをつける計画がスタートしたのです。
イルカのヒレを作るというのは、前代未聞です。
プロジェクトは難航しました。
水族館のスタッフだけではなく、各方面の専門家、
さらにタイヤメーカーのブリジストンまでもが、協力して計画が遂行されました。
数々の困難と試行錯誤のあと、
2年をかけ、なんとか人工尾ひれとして使えるものが完成しました。
現在も、改良が進められています。 よかったね(^^)
↓人工尾ひれをつけているフジの写真…やっと撮れました(^^)/
↓かつて使用した人工の尾ひれが展示してあります。
この話題は
NHKのドキュメンタリー番組や各種の動物番組。
そして、夏には映画にもなりましたね(^^)…みてないけど…(^^;)
海の動物とは縁のない一企業が協力をしたというのが、すごいと思います。(^^)/
ただし、この計画は、可哀想だという感情的な理由だけではなく、
科学的な検証を目的に行われているそうです。