斬剣次郎の鉄道・バス斬り2

管理人が撮影した鉄道・バスの写真をUPします。

山陽電鉄フェスティバル

2016-11-10 22:09:38 | 鉄道
 10月29日に山陽電鉄東二見車両工場で
 山陽電鉄フェスティバル
 が開催され、それを見てきましたのでレポートします。



 車両の展示ですが、2000系、3000系、5000系、6000系と
 歴代アルミ車
 が並べられていました。山陽電鉄ではアルミ車の歴史が長く、1962年の2000系2012編成に始まり、最新の6000系まで約50年以上投入し続けていた事になりますね・・・。しかし、歴代アルミ車を並べてみると、技術の発展がよくわかります。





 展示されたアルミ車ですが、上から2000系2012F、3000系3000F、5000系5000F、6000系6000Fで、2000系以外は全てトップナンバーとなっています。2000系の方は既に廃車されていますが、産業考古学的な価値が高いことから東二見車両工場で保管されており、イベントに合わせて展示されている形ですね・・・。6000系の表示が直通特急手柄行きになっているのがミソです。手柄は普通しか停車しない駅ですからね・・・。



 運転台見学
 に使用された6001Fと3032Fです。運転台に入れますが、長蛇の列が・・・。にしても、今回のイベントでは6000系2編成とも使用された形ですね・・・。


 トラバーサーによる車両移動の見学に使用された5601です。車庫公開ではお馴染のイベントですね。


 車体上げ下げ作業の実演も行われ、5002が使用されていました。山陽ではクレーンが無く、ジャッキーによる車体上げ下げで車体から台車を分離したりしているようです。しかし、台車をよく見ると、仮台車になってますね・・・。トラバーサーの5601も仮台車でしたが・・・。


 方向幕の操作体験も行われていました。幕は現行幕、旧幕の3種が用意されていました。





 車両機器の展示
 もありました。パンタグラフ、分解された状態の台車、モーター、冷房機器など多彩でした。特に全閉式の主電動器には特に目に留まりました。新品のようですが、完全に密閉された構造に驚きました。



 保線用車両の展示もありました。架線作業車などが展示されていました。



 こちらは踏切ですが、工場内に踏切なんて・・・と思われますが、これは踏切安全講習のために設置されたもののようです。その踏切は下の写真のように操作盤があり、その操作盤を沿ういさする事により遮断棒を上げ下げする事が出来ます。実際にも体験で来たので、操作したらオオッと感じたものです・・・。因みに踏切の側にある信号もこの操作盤で操作が出来ました。
 こういう体験、面白いですね・・・。





 同じグループの山陽バスも車両展示とブースを出していました。車両展示は60周年記念車の5650Aとポンチョの4643Aが展示されていました。特に5650Aは時間を決めてLED表示の実演が行われ、「直通特急姫路」や「S特急阪神三宮」など鉄道もどきの表示を出していました・・・。
 5650Aの展示はアナウンスされていたのですが、6000系との並びを期待していましたが、6000系とはかなり離れた場所に展示されていたので、並びは見れず、残念です・・・。ただ、広報用撮影で実際に並べたとか・・・。

 以上です。

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3 コメント

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Unknown (まっさん)
2016-11-11 04:32:36
直通特急「手柄」なんて・・・(笑)
以前、姫路駅高架化工事の時に一時的に手柄駅で折り返しだった時がありましたね。
でも、現在はもちろん必要ないと思うんですがねぇ・・・
イベント用に急遽作ったのかも?
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Unknown (ほたっしょー)
2016-11-12 04:44:40
山陽電鉄と川崎重工といえば、2000系ですね。
2000系は鋼鉄、アルミ、スチールと3種類作ったのが興味深いです。

山陽電鉄でのアルミ車導入の成功が、神戸市営地下鉄西神山手線1000系をアルミ車で作る理由に繋がったのでしょうか?

返信する
最強ライバルに勝った3000系。 (みやのこ)
2016-11-12 10:01:09
おはようございます。
1965年鉄道友の会のローレル賞は、国鉄(JR)103系、小田急電車2600形そして山陽電車の3000系が争い、得票数では103系が1位、次いで小田急電車2600形が2位、そして山陽電車の3000系が3位でしたけど、当時の山陽電鉄さんは今とは異なり中小私鉄にすぎず、そこの新型車両が鉄道友の会のローレル賞で大健闘した事が功を奏し、受賞に至った事は今なお有名なエピソードです。

それはさておき、ゆくゆく機会があれば山陽電車のイベントに行ってみたいなと思います。

以上をもちまして、私はこの辺にて失礼します。
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