ブロック設置７９ヵ所を計画 辺野古臨時制限区域

琉球新報より転載
ブロック設置７９ヵ所を計画　辺野古臨時制限区域
2015年3月29日

　沖縄防衛局が米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設に向けた海底ボーリング調査に伴い、立ち入りを制限するためのブイやフロートを固定するコンクリート製ブロックの位置などの設置計画が２８日まで明らかになった。ブロックは立ち入りが制限される臨時制限区域に沿うように海底の計７９カ所に投下する計画で、鋼製の鉄板なども設置する。
　防衛局が２月２日に県の質問に回答した文書では、臨時制限区域沿いに３７カ所、区域内に３８カ所の計７５カ所にブロックを設置すると説明していたが、２月２５日に県に提出した詳細な図面には計７９カ所が示されている。
　防衛局は県が辺野古沖で潜水調査を実施した前日の同２５日にブロックの位置図を提出。県はその図面を参考に臨時制限区域外から調査を実施し、サンゴの損傷を１カ所で確認した。
　辺野古沖の防衛局の作業では、ブロック投下によるサンゴ損傷が発覚し、県は臨時制限区域内での潜水調査を要望しているが、米軍が立ち入りを拒んでいる。

寝不足気味の中高年は要注意！睡眠不足の状態が続くと感情的になりやすい？

転載
みんなの介護ニュース
寝不足気味の中高年は要注意！睡眠不足の状態が続くと感情的になりやすい？
2015/03/28 22:00

寝不足が続くと感情的になりやすいという調査報告
中高年の方のなかには、「日中はいつも眠気を感じている」という方もいらっしゃることでしょう。睡眠不足の状態が続いた場合、空腹を感じる「グレリン」と呼ばれるホルモンが増える一方、食欲を抑止しようとする「レプチン」が減少することによって身体の代謝が悪くなり、太りやすい身体となってしまいます。そして、肥満ががんや生活習慣病の引き金となり得ることは言うまでもありません。

そして今回、睡眠不足がもたらすさらなる弊害が、アーカンソー大学の心理学の教授らによって編纂された睡眠に関する専門書「Sleep and Affect: Assessment, Theory and Clinical Implications」により明らかとなりました。

同書によれば、睡眠不足の状態にある場合、ストレスフルな状況下でつい感情的になってしまう可能性が高いのだとか。すでに慢性的な睡眠不足と不安・気分障害との関係についても言及しているようですが、睡眠不足とさまざまな感情要素との相互作用を経て、不安・感情障害、うつ病、双極性障害へとつながるというメカニズムも示しました。

うつ病が引き起こされる背景にはさまざまな原因が複雑に絡み合っているわけですが、その一因として「睡眠不足も関係しているのではないか？」というのが今回の見解。実際、うつ病や不安障害の患者のほとんどは睡眠障害を抱えています。

睡眠不足がうつ病の根本的な原因であるならば、睡眠不足の問題を解消することで、うつ病を治すことができるでしょう。また、感情的になっている段階で適切な処置を行うようにすれば、うつ病の発症を未然に防ぐことができるかもしれません。