岩手日報より転載
八幡平の松川発電所が機械遺産に 日本学会認定
日本機械学会(東京都新宿区)は、八幡平市松尾寄木の松川地熱発電所を機械遺産に認定した。本県関係では、2008年に花巻市の新興製作所が保管している同社製の機械式通信機器群(テレックスやテレプリンタなど4点)を認定して以来2件目。
同発電所は1966年、国内初の商業用地熱発電所として運転を開始。当時設計、製作した主な設備がほぼ姿を残し、50年を経た今も蒸気井を順次掘削しながら安定運転を継続、再生可能エネルギー活用の先駆としてさまざまな技術課題を解決してきた点などを評価した。
同発電所の認可出力は2万3500キロワットで、年間発電量は一般家庭約2万世帯分に相当する約9万メガワット時。東北電力のグループ企業、東北自然エネルギー(仙台市青葉区)が運営し、雫石町内で運転監視している。
【写真=機械遺産となった八幡平市松尾寄木の松川地熱発電所】
(2016/07/25)
八幡平の松川発電所が機械遺産に 日本学会認定
日本機械学会(東京都新宿区)は、八幡平市松尾寄木の松川地熱発電所を機械遺産に認定した。本県関係では、2008年に花巻市の新興製作所が保管している同社製の機械式通信機器群(テレックスやテレプリンタなど4点)を認定して以来2件目。
同発電所は1966年、国内初の商業用地熱発電所として運転を開始。当時設計、製作した主な設備がほぼ姿を残し、50年を経た今も蒸気井を順次掘削しながら安定運転を継続、再生可能エネルギー活用の先駆としてさまざまな技術課題を解決してきた点などを評価した。
同発電所の認可出力は2万3500キロワットで、年間発電量は一般家庭約2万世帯分に相当する約9万メガワット時。東北電力のグループ企業、東北自然エネルギー(仙台市青葉区)が運営し、雫石町内で運転監視している。
【写真=機械遺産となった八幡平市松尾寄木の松川地熱発電所】
(2016/07/25)