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2017-04-16 | 村上龍



『イビサ』★★

そうそうバブリーな頃の龍

本作品は「月刊カドカワ」89年1月号~91年11月号に掲載されたものに加筆、
92年3月5日、角川書店より刊行されました。

その時代 ふふっと笑ってしまうけど安心する。



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指は長いが、爪が太く短い。伸ばしてマニキュアをしているのだが、正三角形に見えてしまう。不幸な爪だ。この女はこの短い爪のせいで一生幸福になれないだろう。



「誠意のある嘘が人間を優しくすることがあることを知らないのか?」



勝利とはいつも必ず味気ないものだ。



言葉は情報の一部に過ぎない。



遠くへ来ると、景色よりもまず空気の違いが五官を制す。



「他人が変わるのを見るのは恐いよ、大切な人が別人になっちゃうってことは、自分がよくわからなくなってしまうってことだろう?」

すべての人間は他のすべての人間の触媒なのだ。



夜がもし本当に生きているのなら、夜と話してみたいなと思った。



窓を開け放って海からの涼しい風を受けた心地よい午睡の間数え切れないほどの夢を見た。



美しいものは自我意識を養う。



小さい頃読んだ本にわたし達の細胞は日々常に新しくなっていて言ってみれば人間は絶えず別の肉体になっていくと書いてあった、麻薬をやって中毒になってまたそこから回復すると細胞がすべて新しくなるという話を聞いたことがある、

どうして勉強もできなかったわたしにいろいろ役が回ってきたのだろう、



被虐感



進化を阻害するものは無限にある。そのすべてを倒そうとすれば進化の前に疲れてしまうだろう。



荷物は、捨てるためにある。



技法で、熱を描くことはできないのだ。







夜、
遠くの灯り、
湖、または海、
切ない音楽、
会いたくて会いたくてそのためだったら死んでもいいと思っている人、
耳許での、囁き、
ありは車のシートの匂いが新しい車でのクルージング、








ビールを半分ほど飲み残りの表面に浮いている泡を見ていると不思議なことに突然感傷的な気分に襲われて涙が出てきた。



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怒りを静めろ。
だめだだめだだめだ。
手で顔を覆って目をとじて大きく深呼吸

+30って分かりきったこと でしょう?



何かを感じた?距離を感じる・・








今はこの曲 Martin Garrix & Dua Lipa - Scared To Be Lonely
https://www.youtube.com/watch?v=e2vBLd5Egnk&index=5&list=RDh--P8HzYZ74



https://www.youtube.com/watch?v=oHmBf4ExtZk

https://www.youtube.com/watch?v=Um7pMggPnug&list=RDh--P8HzYZ74&index=8

https://www.youtube.com/watch?v=fRNkQH4DVg8&index=7&list=RDh--P8HzYZ74

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