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弁護士から裁判官になった竹内浩史のどどいつ集

円丈師匠が 濁点とれば 「ろんだいえん」から 大団円

2009年09月13日 10時28分41秒 | その他
三遊亭円丈(えんじょう)の近著「ろんだいえん 21世紀落語論」から。
タイトルは、落語を論じ、台本を書き、演ず、という意味なのだそうだ。
名古屋の「雁道」(がんみち)出身で、同県人の私も大学時代から大ファン。

落語協会の真打ち乱造に反対して脱退した師匠の円生(えんしょう)と、一番弟子の円楽らと行動を共にし、後に復帰した経緯は名著「御乱心」に詳しい(復帰しなかったのが円楽党)。

円生襲名を推す新作落語ファンも少なくないようだ。
フジテレビアナウンサーの塚越孝さんが、あとがきをこう結んでいる。
「円丈の円生を、推したい。古典の名人のあとは、新作・中興の祖、こいつぁいい。円楽党の人々も、これにて大団円とすれば、一門の度量を示せるし、五代目・円楽も一段と大きさを増す。これこそ、平成の大連立。」
(写真)
今年の「円朝まつり」で入手した「ろんだいえん」Tシャツ