福岡の看板屋 独り言(看板.・カワムラ)TEL092-935-7058

皆様に生かして頂いてる看板屋としての呟きです。内容は独り言なので、万が一気分を害された方が居られましたら何卒ご容赦。

牛歩スーパーにて叫ぶ

2012年02月29日 | Weblog

なごり雪なのか 外では雪がちらついている・・・

喫煙者のように白い煙を吐きながら 買い物籠を取り スーパー店内に

飛び込む。電話を片手に家族の指示を受ける私・・・

娘:「何か 甘いパン買ってきて!」

息子:「おれ ケーキ類がいい!」

妻:「チョコレート以外で 甘いものねっ!」

私:「はい はい」

たばこも酒もやらない私のストレス発散は「家族サービス」なのだ。

本当は旅行にでも連れて行ってやりたいが 世の事情 社会の事情

それを許してくれないのが、家計の事情。活気に満ちた昭和時代は

遠い過去の話なのだ・・・外では雪が土砂降りだ。


使いを果たし レジで待つ私。

天井を見上げ「うーむ まあ こんなものか・・・」と黄昏る。

何分たったのだろう 前列のおばはんが レジの兄ちゃんに向かって

「遅い!」と一喝。 

士族の婆さんのように おしろい塗りの様な化粧の中から睨みつける

鋭い眼はナギナタで「えいっ!」と斬り捨てんばかりの迫力だ。

カッと見開いた目は「お見事!」と斬れそうで斬れない脆弱な空気を

絶ち斬ったのだ。

兄ちゃんの手元を監視していた おばはんが 90歳代のご老人の

様な レジ裁きにドタマにきたのだ!

(そういやあー後ろを見れば 長蛇の列。ダラダラと長い列は

食糧配給を待つ民衆 共産国特有の様相を連想してしまう。

トある国じゃあ 言う事聞かん行列の人の頭を棒で殴りよったよ)


この兄ちゃんも自給の安さに ふて腐れているのだろうか ヤル気が

見えない・・・だが 待たされる方はたまったものでは無いのだ。

共感した私は おばはんの獅子吼に助太刀致した。

私「牛歩スーパーって言われるバイ!早よう しかしか 打てっ!」


周囲の人達の共感を込めた笑いがどっと包む。

他の列も我慢していたのだろう アチラこちらでレジに向かって

苦情を訴えていた・・・「遅いっ!」 このトあるスーパーのレジの

遅さは有名だったが、店員さんは自覚してなかったみたいだ。

誰かが吼えなければ駄目なのだ・・・ 


PS こういう所は 不思議と老人の買い物客が多い・・・

   苦情を言わないので 甘えているのかな?

   黙っていると レジを間違え多く取りすぎている事が多々あった

   ので「お年寄り達が間違わん様な値段表示ばして下さい!」と

   意見した事があったが・・・衆愚政治もこれに似ている。

  

私は親の買い物を1週間にまとめて引き受けている。損させたく

無いからだ。若い自分達が監視していないと社会も政治もインチキの

し放題なのではないだろうか。


綺麗なお姉さんがいる トあるコンビニにもやられた・・・

此間も割引表示がレジで覆されていた。私は既婚者なので

お構いなく「間違っとるよ!」と指摘するが きっと若い男は そうは

いかぬのだろう・・・





 



富国強人

2012年02月24日 | Weblog

橋下さんは 厳父だな・・・

中学校に留年制度と聞きゃぁ 平成の母親達は卒倒するだろう。

だって平成なんだもの・・・(平和に成るというより 可笑しな縛り(制度)

せいで競争する気も失せる時代 まあ、平らには成ってるか・・・


明治男の気質を知れば 橋下さんの主張は成る程、納得してしまう。


市長が中学校の制度に目をつけたのは 流石、「政界の名医」とも

言えるのではなかろうか 常に合理的で 鋭い洞察だ。



明治維新は「富国強兵」が国策だった事は誰もが周知。

侍教育を受けた明治男であれば 極当たり前の考え方だと思う。


橋下さんの最初のイメージは どこか軽い印象を持った人が

多かったろうが 実は、とことん自分に厳しい人なのだと思う。

自分の努力をひけらかさないのが凄い 志し高い明治男気質なのだ。


彼が何か言うと 一々共感してしまう。 本気で憂いているのが 

伝わってくる。やはり 一流の志士なんだなと惚れ惚れしてしまうのだ。

龍馬も生きていたら 同じ事を言っただろう。


ただ 過去、 異常な受験戦争は多くの校内暴力や非行を生んだ・・・

私の様な落ちこぼれは 特に これを危惧するのだ。

校内中グレた連中で溢れれば 勉強どころでは無く 一日中

喧嘩漬けになり 真面目な生徒さん達も、とばっちりを食らう。

ゆとり教育とやらの理由も これが発端ではなかったろうか。

何故に学問が必要なのかを、子らに説かなければ 拷問でしかなく 

一日中、暇つぶしで終わっちまう。加えて この時期は 親でさえ

手を焼く 思春期だ 教育に手を抜かれたり 要らぬメンテが入りゃあ

余計拗れるのは 必定。 女性にとっちゃあ お肌の曲がり角であり

人生の明暗さえ分けてしまう位の大切な時期なのだ。

個人的にゃあ この時期だけでも 休学期間にした方が良いのでは

と思うくらいだ・・・中学で潰されたらたまったものではない(詭弁かなぁ)

極めて慎重に お願いしたい。



仏教に「開示悟入」と言う教えがある・・・

わからん ちんどは とっちめちん では アカンのだ。

相手の心を開き 示し 悟らせ 入らしむ。  

商売では 「アイドマの法則」ってえのがあるが 子供の心を

開き 英知を磨く価値を示さなければ 折角の厳父の愛も

平成の母親を含めた皆に伝わらぬのでは無いだろうか。


本当は地域密着型の私塾制度の方が良いのかも・・・

教える側は人生の機微を知った大人が良いと思う。

実際、身近なおっさん達と話した方が勉強になることが多かった。

高学歴だからと言って 生き抜いていく力があるとは限らないからだ。

成らず者を出した地域は大人も含め恥をかくようにすれば面白いかも。

昔の書生みたいに袴姿で学び舎に集うってえのは どう?

反して 校区制度等で縛らずに 志高い生徒は自由にいろんな塾に

入門できたら より価値的じゃないだろうか・・・


最低、日本男子のたしなみとして 柔術、剣術は身に着けた方が

良いと思う。(いいなあ 明治チックで・・・悦 悦)


PS 明治 明治 言うテルもんで 明治時代への憧れが高まって

   しまった。 偉大な先人達を偲び 誠実にも78円になっちまった

   板チョコを頬張りながら一句歌ってしまった・・・

   ♪ チョコレイト チョコレイト チョコレイトは明治 ♪ って ・・・


マタマタ 追伸

現代の日本は欧米化しちぃまって さじ加減が 大まんタレなのだ

甘いといえば 砂糖をごっそり入れ 辛いといえば 口がひん曲がる位

に辛い・・・ 

日本食は微妙なさじ加減が優れている だから和の食なのだ。


ゆとり教育一つとっても さじ加減が下手!詰めが甘かったのだ。

かと思えば 現場の先生たちは萎縮し一生懸命やってる割に

評価が上がらない。剣道で言えば 竹刀をがちがちに握って

どうして良いか 判らず居ついている状態なんだなぁ・・・

結局、指令を出すお上や老中達が 世間知らずって事かな・・・

城下町ばかり基準にせんと

水戸黄門みたいに お忍びで 寂れた街を歩いてみい! 

追剥ぎや山賊が出没してるんだぞ 怖くて 歩けんだろうね・・・








龍馬 ちぃと まっとうせ!

2012年02月13日 | Weblog

維新の会の政策を聞いて正直、腰を抜かした・・・

TPP参加 積み立て年金制・・・資産を持った人は年金がもらえない!?

資産持ってても貧乏人は沢山居る・・・ 貯蓄税導入!?

これじゃあ 「北風と太陽」 北風政策じゃんかっ!

極端な社会主義は御免だ!

反れとも、取り巻きを見て 思うに

まさか、さやの中身は新自由主義とやらの断行では あるまいな・・・

拙者は余り多くのことを知らぬ故、言うのも何だが 

「龍馬さん おんしらしゅうない!」

静観し今後を見守りたい。





今日も言いたい放題

2012年02月04日 | Weblog

最近、日本が元気だった頃の昭和を懐かしむドラマが多い。

私も、去年の年末はリアルタイムの「盛り上がらないカウントダウン」

を避けてyoutubeを使い 本当に御目出度い気分にして

くれた昭和期のカウントダウンに 気持ちだけタイムスリップしたのだ。


人間が必要とされていた昭和は暖かく 何でも手作りしてたんだなあ

と感慨に耽った。 良き時代だった・・・希望に満ち溢れハングリー精神

を誰もが平等に持てた時代が懐かしい。


想いは 正月から幼少期に飛び 昭和40年代のCMを観ていると 

実家の家族を明るく楽しませてくれた カラーテレビのお披露目シーン

を見つけた。 

私:「ヒャーぁ!17万円だって!?」

当時の17万円って現在に換算すると幾らだろう?


あの時 確か 母が一日の食費「150円」と言っていたから

大体 月給1万として考えると17ヶ月分 

つまり現代で言えば 月給30万×17ヶ月=510万円!?

「ごご五百万だって!?」


ひゃー!そんなに高価だったのか! 親父、頑張ったんだなあと

少しウルッと来てしまいました。「快適な生活を有難う」と改めて

父に心から感謝した。 それにしても、希望に満ちた社会というのは  

本当に凄いパワーを持っているんだなあーと再認識する。 


とにかく庶民の底力はとてつもないのだ・・・

今でもGDPの六割以上は個人消費ってんだから大企業の3割より

経済効果を押し上げる力は凄いはずなのだ。

ところが 政治は庶民には向いていなくて 一体誰の味方なのかは

周知の事実・・・ 


此間もテレビで 若きインテリ評論家達が議論していた。

この人達の政治に対する総括は正しいのだが、残念ながら 

血が通っていない冷笑主義っちゅうか 汗をかかないっちゅうか・・・

共感はしても 好感は持てない。返って ご高齢の方が放つ

何の飾りも無い 心からの叫びが 深い共感と深刻感が伝わってくる

のだ。子を育て上げ、激動の実社会を生き抜いて来られた大先輩達に

どんなインテリも適わないというのか判る。


太古の昔 聖徳太子はこう言った 「我も尊し 彼も尊し」

法華経を熟知していた 伝説の政治家ならでわの金言だろう。

どの様な政治が万人の人間に幸福をもたらすのか よく知っていたの

だ・・・「今、やっている 虚勢社会ではなく 共生社会の勧めだろう」

残念ながら 頭のよいインテリさんたちには 自分を大きく見せようと

専門用語で飾り立て 虚勢は張っても 他者を思いやる共生の精神が

抜けている。これじゃあ 本質は選挙の時だけ庶民の味方の

稚拙な小人(ことな)議員と 変わらないのでないだろうか・・・

一流の人間の話はシンプルでわかり易く 多くの人間を救って

いけるのだ。(橋下市長は絶対に偉ぶらない・・・精神は幕末の志士

であり「無私の人」だから龍馬なのだ)

若き評論家達は、希望に満ち溢れた時代を知らないからなのか 

雰囲気はニヒリストじゃねーのか なんて疑っちまう。

間違った事は決して言っていないのに 残念で惜しいのだ。


願わくば、早く家庭を持ち 子を育ててくれ そうすれば 

小我の世界を破り 大我に立てるはず・・・

そうすれば「共生社会こそが素晴らしい社会だと悟るだろう」

あれだけ優秀なのだから 他者を思いやる心が育まれれば期待できる

人達なのではと・・・


此間 テレビでマツコさんが 的を射た事を言った

「右肩上がりの経済成長期の中で 今迄何の問題も無く政治をやって

来れたのは、当たり前の話。一転して今のような混乱期の世の中

で対応して行ける政治家がいるのだろうか 不安だ」と・・・

多分 この様なコメントだったと思うが共感した。

やれ 少子化だ 高齢化だ IT化だ 産業革命だ グローバル化だ 

界同時不況だという国難の中旧態依然としたイデオロギーで

人々を生かす事ができるのだろうか?


人が死んでもよい社会を作り出した政治は明らかにこの世を悪く

してきた。皆が一人残らず生きていける共生社会を目指せず、

何でもバラマキだと罵る政治家が居るのなら国は滅んでいくだろう。

死ななきゃいけない人間など一人もいないのだ。

皆、生きる権利があるのだ。

「格差があっても良いじゃないか」と見得を切る人達いたが あれから

どれだけ暗い世の中が続いただろう・・・


国のリーダーが人間の命を軽んずる時、必ず天地が荒れる。

これは決してオカルトな話ではないのだ・・・


 

PS 若い時は、「世界平和」等 高尚でロマンチストの物だとばかり

 

   思っていた・・・しかし 自分の子を持ち 寝顔を見ていると

 

   平和への願望がかき立てられた・・・子を持ったお陰で

 

   「世界平和への願い」がごく当たり前で身近なものになったのだ。

 

   若い人達は 結婚したくても 将来への不安で恋愛にさえ

 

   臆病に成っている。この先、当然、少子化は極まって行くだろう。

 

   偏った政治は明らかに危険な社会にミスリードしていると思う。

 

   「皆が安心して 暮らして行ける社会」・・・シンプルすぎて

 

   ピンと来ないスローガンだが 未だに実現されていないのだ。


私見だが「ベーシックインカム構想」が実現できれば良いと思う。

介護、子育ては 大家族で寄り合って協力してやって行くのだ。

中央集権型の社会を止め 人口の分散をはかり 農地を耕し

半農半士のような生き方をした方が価値的なのではないだろうか

そのための消費税アップなら30パーセントだろうと文句は言わない。

当然の事ながら落ちた生活水準の底上げが景気回復に繋がるのは

当たり前のことじゃあないだろうか・・・


為政者の本懐、 大企業救済を遂げる為にも 「急がば回れ!」

この方が絶対に良いと思うよ。

いつまでも 上から湯を沸かすなって!

外は吹雪いてんだぜ(世界同時不況)

戸を開けちまったんだから 凍える一方だ。

燃料が無くなっちゃうじゃんかっ!氷水になっちまう。

えっ!?さし水するの(消費税)??駄目だこりゃ・・・・・