Kayaとののんびり生活 どいちゅらんど 

人生の半分ちかくになったドイツ生活のブログです。

今回自分へのお土産に買った絵本。

2017-08-15 | お気に入り ちょっと古いもの


楽しいガラクタ市でしたが、本と雑誌がまとめておいてあった小さな納屋の一番奥の段ボールになかに・・・
ありました!!!

私が好きなDDR時代の絵本が!!!(笑)


そして、ずっと探していた絵本「Mischka Der Bär」がありました!!


ちょっと破れていたり、クレヨンで落書きがあったりするのですが気にならない。(笑)

東ドイツ時代の絵本作家の中でもいつも手に取るのが
Ingeborg Meyer-Reyの作品が多いなと思って調べてみると、低学年の児童書、絵本そして
当時妹が買ってもらっていたBummi(子供用の雑誌)のイラストを手がけておられたみたいです

「Mischka Der Bär」は、今も他の出版社から出ている絵本ですが、
古い本と少し色合いが違うという事もあって、古い本をずっと探していたのです。
まさか、村の納屋のガラクタ市で見つかるとは(笑)




忘れたらいけない。

2017-08-15 | ひとりごと
8月には夏休み、セミ採り、そして戦争ってイメージのある私。

多分、広島・長崎に原子爆弾が落とされたこと、終戦記念日があるのと
小学生の頃に戦争展に行くのが課題だったからだろな。

相方君には、なぜ8月に戦争??って聞かれました。
(ドイツの終戦は、4月なので私の感覚が分かってもらえません。)

小さい頃は、なぜこんなに怖い事ばかり考えなければいけないのだろうと思ったものです。

特に、戦争展の見学は、(確か夏休みの課題でした。)東ベルリン時代に強制収容所に見学に行って、
しばらく寝込んだ私にとって、本当に本当に苦手なものでした。

私が小学生の頃って今から思えば、
戦争が終わって30年と少ししか経っていない時代だったわけで。
当時はずっと昔のお話のように思っていて・・・

今まで自分が生きてきた年数より少ないって気が付いたのは数年前。

平和が当たり前だと思って生活しているけれど、
戦争や内紛で国を追われてきた人も
ドイツでは、仕事場をはじめ周りに結構います。

戦争を知らずに生きてこられたことに感謝しないと。


さだまさしの「あと1マイル」をこの時期になると聴いてしまいます。

コソボの紛争で地雷処理班としての任務に就いていた相方君。
その後、難民キャンプを作るための仕事をしていたようです。
その間、いろいろなものを見たようで、戦争を知らずに生きてこられたって私は、
本当に幸せなことなんだよって戦争のテレビ番組を見ながら言っています。
(ドイツでは季節を問わず、本当によく戦争についてのドキュメンタリー番組が放送されています。)

きっと、私のように知らずに生きてこられた人は、
戦争がどういう風にうまれ、どんなに恐ろしい事かをちゃんと知っていくことが私にできることだな。