:〔続〕ウサギの日記

:以前「ウサギの日記」と言うブログを書いていました。事情あって閉鎖しましたが、強い要望に押されて再開します。よろしく。

★ 「創造と進化」

2019-10-20 18:37:42 | ★ 創造と進化

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「創造と進化」

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私は今まで漫然とブログを書いてきた。それは、多分2007年の春ごろからで、実に12年以上続いたことになる。

ところが、キコの二冊目の「覚え書き」を翻訳出版したあと、何か拍子抜けして筆が止まってしまった。

このまま漫然とブログを続けていていいものか?という疑問が頭をもたげてきたのだ。

もし続けるとしたら、死ぬ日までの一貫したテーマが何かあってもいいのではないかと感じた。

最近、須賀敦子という女性に出会った。遺稿を読み進むうちにふと考えた。 「創造と進化」、これだ! 人生の最後のテーマとしては、これがいい! いや、これしかない! という気もちになった。

 

 

思い返せば、上智の卒論は、確か「無からの創造」、中世哲学研究科の修士論文は「世界の創世神話」の比較研究だった。いずれも、模範的な学生論文の常識、教授の期待値を裏切る長編だったので、修士論文の指導教官アルンブルステル師などは、辟易して、最後まで読まずに評価採点したのではなかったろうか(笑)。

因みに、グレゴリアーナ大学の神学部修士論文は「ヨハネパウロ2世教皇の著書に見る三位一体論」だったが今は関係ない(イタリア語がお粗末だったので、英語でごまかしたが受理された。)これもバカ長いものになってしまったが、製本されて大学の研究室の図書館に残されていると思う。

私は、アルンブルステル教授のような学者先生への道を選ばなかった(それには深いわけがあったが、いつか触ることもあろう)から、哲学の素人には違いない。しかし、素人は素人なりに、一貫して「創造と進化」というテーマを死ぬまで追い続けるのも悪くないと思う。

とは言え、今まで通りの折々の話題について書くことをやめる、という意味ではない。何が面白いと思ったことがあったら、いつでもその話題で書く自由は保ちたい。

以上、ご大層な前書きはこれくらいで十分だろう。

ツイッターやフェースブックがはやりのご時世に、インスタ映えのしない長文の真面目なブログが敬遠されることは、百も承知の上での決心なのだから・・・。

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付録に、新刊翻訳書「覚え書き」(キコ・アルグエヨ著、谷口幸紀訳、フリープレス刊、ハードカバー、351ページ、定価2000円+税)のPRをお許しいただきたい。

 

 

第2バチカン公会議後の信徒のカリスマとして注目の著者 キコ・アルグエヨ の秘められた魂の内奥をさらけ出したこの「告白」は、現代の霊的読書として必携の一冊と言ってもいいだろう。

翻訳者の私は、出版を可能にするために借金を質に置いて400冊を引き受けたが、今現在私の手元から約150冊が出て行った。

私的在庫と負債を少しでも軽くするために、出来れば有償で一冊でも多く直接読者に届けたい。私にメールでご注文の方には、特別割引で消費税と送料無しの2000円ちょうどでおわけします。ネット通販の「アマゾン」や「楽天」等でも簡単に手に入るものですが、消費税200円分だけ安くなります。

下のアドレス宛てのご注文お待ちします。たまたま東京を留守にしている時を除いて、翌日にはユーメールで送ります。

john.taniguchi@nifty.com 

 

発送と同時にメールで振込先を通知申し上げますので、本が着いたら代金を振り込んでください。よろしくお願いいたします。

谷口幸紀拝

 

 

 

コメント (2)
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