今日は、愛知県豊橋市の坊ヶ峰を歩きます。
出発地点には古めの豊橋自然歩道の看板があるのですが、坊ヶ峰の文字はなく・・・。
しばらく進むと、
蛇穴の看板が。
階段を上った先が、嵩山蛇穴(すせのじゃあな)でした。
なんと、縄文時代前期の洞窟住居跡なのだそうです。
洞窟の入口の高さは1.3メートル、奥行は70メートルほど。
入口近くに炉の跡があり、土器、石器、骨角器などが出土しているらしいです。
嵩山自然歩道を進みます。
浅間神社の頭浅間(大山社)に到着。
さらに進むと、本坂峠(328m)です。
旧姫街道と書かれているので調べてみると、この本坂峠を経由して静岡県磐田市見付町(東海道見附宿)と愛知県豊川市御油町(東海道御油宿)を結ぶ街道だったようです。
(ちなみに、今回の出発地点の嵩山町は姫街道の嵩山宿(すせじゅく)があった宿場町だそうです)
夫婦岩の間をさらに登っていきます。
着いた~!まずは坊ヶ峰神社の祠でお参り。
「浜名西国三十二番礼所 本尊 正観世音菩薩 宝暦二年此の地坊ヶ峰の造営」と書かれていました。
坊ヶ峰山頂(445m)で記念撮影です。
眺望はないのが残念。
行きとは別の道を下っていくと、弘法水が。
昔、弘法大師(空海)がこの地を訪れたさい喉を潤したとされる場所だそうです。
(現在は枯れています)
旧姫街道を進みます。
このまま下っていくのかと思いきや、いきなりの登りが。
えぇ~~~
岩場で休憩。
なんとか嵩山蛇穴までもどり、無事に帰ってきました。