人間将棋二日目。

2005-04-24 | 将棋
今日はでした暖かくて気持ち良かったです。岩根さんが「ぬくいですね」と言うので「ぬくいってなんですか」と聞くと「ぬくい知らんの~?」と逆に驚かれましたやはり日本語は難しい。

昼食を取って着替え。スーツの上から着るものだと思っていたので「裸になって下さい」と言われてビックリ。確かに着てみるとこれをスーツの上から着るなんてとんでもないです。かなりの重装備でした刀があったので少年に戻った気分で振り回して遊びました
写真は左から僕、森下九段、岩根女流初段、山崎六段です。対局者ではなく解説のお二人が刀を持っている点が工夫です
山崎君とは「居飛車対振り飛車で」程度の簡単な打ち合わせ。僕は飛を振れないので振ってもらいました
初手に「いざ出陣▲7六歩」と威勢の良い声の山崎君。
2手目「威勢の良い声を出されて参りました△3四歩」と自分。
こんな感じでしゃべりながら指し進めます。
山崎君が▲1六歩と端歩を突く。
解説の森下先生「これは受けるしかないですね。突き越されてしまうと歩が動けなくなってしまいますからね」
これに対して僕「山崎君に突き捨ててもらうから受けん
解説の森下先生「突き捨てというのはですね普段は駒ですけど、この場合は・・・(以下省略)」
と流れるようなトーク。やけにうまくいきました

四間飛車銀冠対居飛車穴熊になり△3三桂と動きそうにない穴熊の桂を跳ねて局面を打開。以下巧みにお互いの駒を取り合い終盤戦に。「わざとらしい手を指さないで全ての駒を動かす」という課題を持ってやっていたのですが終盤戦に入って不動駒は二枚。ここから頭を使いました
山崎君が指した手の意図を読んで指すと△2三歩を取ってもらうことに成功山崎君もこちらの意図を汲み取ってくれ、▲1九香を取ることに成功
わざとらしい手を指さずに全ての駒を動かし、なおかつ一手違いの熱戦だったので大成功でしたお客様にも満足して頂けたようで良かったです。
快晴の中、太鼓、狼煙など様々な演出で盛り上がりました。本当に素晴らしいイベントです将来は柊を連れて観客として行こうかなぁ(笑)

古田選手が2000本安打を達成。本当におめでとうございます
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