朝日オープン選手権アマプロ一斉対局。

2005-06-04 | 将棋
asahi:com将棋にて既報の通り昨年に続いてプロの7勝3敗という結果でした。
連盟に午後に到着。大阪で一局進行が早い将棋がありましたが比較的ゆっくりした進み具合でしたね。控室で注目を集めていたのは阪口四段-吉田アマ戦。阪口四段が動いて吉田アマが冷静に受けるという展開が続いて吉田アマが快勝。吉田アマの将棋をじっくり見たのは初めてですが強い内容だったと思います。これだけ指せて奨励会1級受験というのはちょっとどうでしょう。1級受験だと一次試験で6級受験者と角落ちで指さなくてはいけないので一次試験を免除にするなど柔軟に対応をしなければいけないのかもしれません。
上野四段-宮崎アマ戦と金沢四段-桐山アマ戦も終盤戦の検討に熱が入りました。どちらもアマ側が終盤戦をかなりうまく指したという評判でした。プロが勝った将棋は逆転だった広瀬四段-天野アマ戦以外はプロの快勝だったようです。
控室はA級順位戦最終局かと思うくらいすごい人でした

明日は安田記念です。単勝一番人気はダイワメジャーの6.0倍ですか一番人気が6.0倍というのはちょっと記憶にありませんね。大混戦です。
◎は京王杯でも本命にしたダンスインザムード。京王杯で失ったお金を返していただきます
といっても2着以内に来る確信はないので三連複です。テレグノシス、アサクサデンエン、カンパニー、ダイワメジャー、バランスオブゲームと組み合わせて手広く。香港馬は注目されてない時に来ることが多いので注目されている今回は軽視します(笑)
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王位リーグ最終戦対北浜七段戦。

2005-06-04 | 対局

北浜七段とは過去に4局指して2勝2敗。本リーグもお互いに2勝2敗で最終戦を迎えました。
後手番ということで横歩取り△8五飛戦法。対して大流行の新山崎流(図)でこられました。

図から△7四歩が普通ですが▲3三角成△同桂▲3五歩と仕掛けられて自信がないので△5四歩と変化。王将戦一次予選対田村五段戦でもこう指しました。田村五段は△5四歩に▲3三角成△同桂▲8八銀でしたが北浜七段は▲4六歩。以下△5五歩▲6九玉△7四歩▲6八銀と進行。こう進んでみると△5五歩が空振りしている感じです。
作戦負けと思ったので自陣を立て直してゆっくり戦う方針に変更。これが意表を突いたようで北浜七段は早々と一分将棋に。こちらの持時間は2時間程。ただし形勢は微妙でやや優勢を意識明快な順が見つからずに焦って変な手を指す逆転模様相手陣に嫌味を付けつつ入玉を目指すなんとか勝ち。
残り時間は6分でした


1敗だった屋敷九段が谷川九段に破れて2敗に。先崎八段も2敗を守って4者プレーオフとなりました。関西将棋会館・王位戦にトーナメント表と日程が出ていますので参照して下さい。
チャンスがもらえて嬉しいです。頑張ります

本日は朝日オープンのアマプロ一斉対局です。大盤解説会が東京将棋会館関西将棋会館にて行われますのでぜひお出掛け下さい。

将棋世界7月号が発売になりました。僕が書いた朝日オープン五番勝負第3局の観戦記が掲載されています。こちらも宜しくお願いします

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