９時に起床。「はっ、今日は名人戦だった」と思い出してテレビを付ける。矢倉が決定したところでした。昨年の名人戦第６局も矢倉でしたね。「ここ一番では矢倉で」と両者の気持ちが一致しているのでしょうね。自分も良く指している▲４六銀▲３七桂型に進みました。明日の進行が楽しみですね。
１０時に歯医者。抜歯後の経過を見てもらいましたが良好とのことで安心しました痛みもなく、抜いて良かったなぁと思います
午後に撤去された自転車を取りに行って来ました。撤去された自転車がある場所まではタクシーで１０００円ちょっと。
「あっ、すいません」
「はいよ。いつ撤去されたんだい？」
「多分６月１日前後に・・・・」
「じゃあこの辺りから探してみてくんねぇか」
「はい。あっ、ありました」
「早いな、おい(笑) 」
「月極駐輪場に置いたつもりが間違えてスーパーの２時間限定のところに置いてしまって」
「そりゃ痛いね。こっちで書類とお金宜しく頼むよ」
(書類を書き２０００円を払う)
タクシーの中で飲んでいた缶コーヒーを自分の自転車のかごに入れると係のおじいさんが
「捨てておくよ、ほら」と言って缶を取り上げました。
「いやいや、いいですよ。帰りに自分で捨てますよ」
「年寄りは親切なんだよ」
「ありがとうございます(笑) 」
時間があったので気になっていたことを聞いてみました。
「ところでここの自転車どれぐらいの人が取りに来るんですか」
「半分ぐらいだな。お兄さんみたいに○○駅で取られた人はタクシー代１０００円ちょっと掛かるし返却に２０００円取るだろ？だから皆、来ねえのさ」
「半分ですか。取りに来ないと催促状とか来るんですか？」
「いいや。だからわざと撤去される人もいるだろうな、きっと。今は捨てるのにもお金いるんだろ？撤去してもらえばタダだがらな」
「取りに来なかった自転車は市がお金出して処分ですか？」
「いや海外へ送るのさ。兄ちゃん勉強になったな(笑) 」
「はい」
「おい自転車の空気大丈夫か」
「大丈夫です」
「せっかくだから２０００円分入れていけ」
「じゃあ２０００分入れます(笑) 」 炎天下の中３０分以上自転車で走り帰宅。
帰りに本屋で「カイジ」最新刊を入手しました。


こっくりさんってなんですか？

超びっくり。
渡辺がこっくりさんを知らないらしい。
「なにそれ？」
そう聞かれてめんどくさいから「芸人」って答えておいた。
パペットマペット系の芸人。
「へー。最近よくテレビ出てるの？若手？」
「ううん。ベテラン。芸歴５０年以上」
「へー」
「……」
誰か教えておいてあげてください。

先崎八段とは昨年の１０月に初手合だったのですが昨日で５局目。８ヶ月間で５局当たるというのは番勝負以外ではちょっと考えられないことです。振り駒で後手番に。相矢倉の出だしから早囲いを見せられたので急戦に変化。図は△３一玉と寄った局面。ここでは指し易いと思っていました。

ここから▲１八角△６二金▲５四歩と進行。どこかで見たことがある遠見の角が好手でした。△６二金に▲８一角成で△５一飛と引けば馬を逃げるしかなく、そこで△４九角から攻めれば十分という読みだったのですがじっと▲５四歩と垂らしたのがまた好手。これで大変な将棋です。この後、どの手が悪かったかはじっくり研究しないと判明しないのですが急に不利に。

今５四にいた角を▲４三角成と捨てて△同銀▲５一飛△４一歩▲５八飛成という角交換が行われた局面。ただの角交換なので大変だろうと安易に考えていたのですがいざこの局面を迎えてみると竜が手厚く必敗なのに気が付き愕然としました。気を取り直して△５四歩▲７七銀△４二歩と辛抱。△４二歩は▲２五歩△同歩▲２四歩△同金▲５一角の筋を消し、後に発生するであろう▲４五香に備え、角での王手のラインを消した一石三鳥の手。この後、先崎八段が小ミスを重ねて勝負形に。最後は逆転かと思いましたが届きませんでした。１８９手で負け。挑戦者決定戦進出を逃しリーグ陥落となってしまいました先崎八段には４連勝していたのですが痛いところで借りを一気に返されました。悪手は指しましたが大熱戦だったので良しとします。詳しくは観戦記を読んでください。