第13期銀河戦優勝。

2005-09-29 | 対局

第13期銀河戦決勝戦が今日、放映されました。結果は勝って優勝です

あざーーーっす!!!

(普天王が朝青龍に勝った日の日記)の真似。

いやぁ、良かったっす。竜王獲ってから大きい結果を出せていなかったので。これで竜王戦に弾みがつくっす

 

銀河戦ページにて棋譜を見ることができます。

決勝トーナメントを簡単に振り返ります。

1回戦は谷川九段と。谷川九段には昨年の決勝トーナメントで負けているので借りを返したいところでした。相矢倉になりました。

                    

図から△5七歩成▲5三馬△6七と▲4三馬△7八と▲同飛△4三金▲3五桂と一直線に攻め合って勝ち。会心の一局でした。

2回戦は櫛田六段と。櫛田六段には前回の対戦で負けているのでここも雪辱戦でした。四間飛車に居飛車穴熊から猛攻。

                    

▲7四歩と打ったところですが、ここでは苦戦。本譜は△同金▲3二角△4四飛▲4三金と進んで逆転。△3四飛には▲4一角成が金取りになります。

図では△3九飛▲7三歩成△同玉、▲3二角に対しては△1三飛▲2一角成△8五歩なら大変な勝負でした。

準決勝は羽生銀河と。羽生銀河との公式戦は約一年振り。もっと当たらないといけないのですが・・・

相矢倉の定跡形から先攻。

                    

この将棋は177手の大熱戦。二転三転したと思いますが、印象に残ってるのが図の▲2四歩と打った手。▲4二飛成と金を取ると△3二金で先手を取られてしまいます。▲2四歩に△5二歩なら▲2三香△同銀▲2一金△同玉▲2三歩成で勝負。先手玉も相当に怖い形ですが、この順は選びにくいと思いました。

実戦は△同馬▲4二飛成△3二金▲3六桂。最後の▲3六桂があるのが▲2四歩の効果です。

この後も熱戦が続くのですが、▲2四歩が傾きかけた流れを引き止める一手になりました。

決勝は森内名人と。後手番になったの横歩取り△8五飛戦法に。

                    

図は終盤戦、▲5四桂と打ったところ。ここでは△6五桂▲8七玉△7七金▲9六玉△9五銀以下先手玉は詰んでいたのですが、読み切れずに△5二金。先手に有力手が多く、さすがに負けにしたと思いましたが、最後は幸いしました。

これが棋戦初優勝です。これからも頑張ります。 

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