将棋再開。

2006-04-19 | 将棋

現実逃避していても仕方がないので今日から将棋の勉強を再開しました。5月の対局予定は 

 9日 王座戦本戦対野月七段戦。

16日 王位リーグ対阿久津五段戦。

24日 王位リーグ対佐藤(紳)五段戦。

となっています。秋の竜王防衛戦の前に出られる可能性があるのは王位戦と王座戦。そういう意味では5月は大事な月になりますね。

勉強の合間に朝日オープン第2局を観戦。羽生朝日選手権者の作戦が注目されましたが、飯島五段が愛用している引き角戦法でした。「なんだその戦法は」という方は週刊将棋に連載中の飯島五段による講座をご覧ください。これまでは冷たい目で見られていた戦法ですが(笑)羽生選手権者が採用したことによって見方が変わることでしょう。良かったですね飯島さん飯島五段はよほど嬉しかったのか、朝日新聞社で行われた大盤解説会に飛び入りして戦法の解説をするサービスをしたそうです。引き角戦法の今後に注目しましょう。

                 

ここから△5五歩▲同歩△7三角▲6六角・・・と進んで先手が優勢に。観戦中は「なんで△5五歩なの」と思いましたが後から考えてみると既に後手が困っています。次の▲4六角を受けるには△7三角ぐらいですが平凡に▲7五歩△同歩(△8四飛は▲7八飛)▲7四歩で▲4六角が実現します。

局後の感想にもある通り、この局面の少し前に問題があったみたいですね。それだけ藤井九段の構想が巧みだったということです。

これで1勝1敗に。第3局以降も注目しましょう。 

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