棋譜は竜王戦中継サイトにて。

戦型は予想された相矢倉。△９三桂は２回目ですが△９四飛がちょっとした工夫。封じ手の△９八歩から細い攻めを繋げる展開に。

７８手目△４二角では△８六歩▲同金△９五角のぶつけが有力でした。本譜の△４二角の他に△６四銀▲同桂△同香も有力で、この２択に迷っていたので第３の手までは思考が回りませんでした。

７９手目▲６三歩成では▲６八飛が本線だったので全くのウッカリ。△６五香と浮いて難解だったのは読み筋ではなく、たまたま。

この後もずっと難解でしたが終盤で先に間違えました。

１２２手目△８三桂は▲４二角成△同金の局面で自玉の詰みの有無と先手玉への詰めろの継続ばかり読んでいて▲同飛成は指した後に気が付いて、倒れそうになりました。詰めろじゃない玉に自ら桂をプレゼントして詰めろにしてしまうなんて・・・。待つ間の２２分は長かったです。

他の手でも負けかもしれませんが、もっと際どい順はあったと思います。残念ですが、これも実力なので仕方がありません。

２連敗と苦しくなりましたが、引き続き頑張ります。