△山崎七段の一手損角換わりに早繰り銀(▲4六銀)で対抗し、最新形に。
夕食休憩後、意を決して▲2三飛成と成り込んだ局面。△7八とや△7七と、はと金が消えるので大した攻めではなく、怖いのは実戦の△8七飛成▲同金△7八銀の筋。以下一直線に進んで・・・
△8五歩は「打ち歩詰め」。この変化が詰まないのは幸運でした。これが詰みだと、別の手順を捻り出さないといけないところで、実戦はその必要なく進めることが出来たのは大きかったです。
本譜は2図から△4七角成ですが▲8二飛が詰めろ逃れの詰めろで、ここで投了となりました。
投了図から△8五歩▲9六玉△6九馬▲8七歩で先手玉は詰まず、続いて△9五金打▲同角△同金▲同玉△7三角の王手飛車はありますが、飛を取った時に後手玉が即詰みになります。
勝ってリーグ成績5勝1敗。後半の6局も頑張ります。
今日は8時に起きて東京へ。新幹線の中では、発売されたばかりの将棋世界11月号を読みました。
東西対抗勝ち抜き戦は第3戦▲矢内女王-△里見倉敷藤花。
P106「祝勝会・読者招待のご応募」は、応募券が5枚(五か月分)必要。来月号からは勝ち抜き者が4連勝すれば4か月で終わって、5枚集まらない可能性を秘めているので、今月号から買われることをお勧めします(笑)
先日、村山五段に誘われて里見さんと練習将棋を指す機会がありました。東軍が負けた場合は将棋世界に寄稿する約束になっているので、その時は、この練習将棋のことを書こうと思います。
編集部から面白いと聞いていたのはP68中川七段の自戦記(王座戦挑戦者決定戦、山崎七段戦)
中川さんは昭和以前の将棋書物を多く調べている影響か、古風な表現を好んで使われています。この自戦記も、その普段の語り口が目に浮かぶようで、勝負の機微が鮮やかに描かれています。失礼ながら可笑しかったのはP71「中央志向主義」。確か戸辺五段が奨励会三段時の奨励会トーナメント、香落ちで下位者に負けた時に「戸辺、香落ちなんか関係なく、中央志向で力で圧倒しないと!」と言って戸辺君は「そんな無茶な・・・(苦笑)」という出来事を思い出しました。
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明後日5日(月)は王将リーグ1回戦、森内九段戦。好スタートを切れるように頑張ります。
今月の対局は9局で確定しました。自己記録は07年6月の10局で、その時は5連敗をしてしまったので、今度はうまく乗り切れればと思っています。