竜王戦七番勝負第1局。

2009-10-16 | 対局

棋譜等は竜王戦中継サイトにて。

詳細は読売新聞観戦記、専門誌をご覧頂くとして、簡単に振り返ります。

 

終盤、92手目△4九飛の王手に28分を使って、勝ちをある程度は読んだつもりでいました。97手目▲3五歩では▲5三桂成が本線でしたが、それも際どく勝ちと読んでいて。

 

実戦も102手目△7六歩までは読み筋通りでしたが103手目の▲7一馬は読んでいない手で、てっきり▲4五金や▲5五角をやってから、最後に▲7一馬の王手飛車だと思っていました。

対して△6二桂合をしましたが、△4五玉が優った可能性もあります。

 

107手目▲7七同桂の局面で残りは10分。△7九銀以下の先手玉への詰み筋を探しましたが見つからず△4三銀と受けに回りましたが、ここへ来て受けるようでは負けにしたと思いました。

 

結果的に△4三銀は次善手で、△7六桂▲9八玉△8九角▲9七玉△7八角成と先手玉に詰めろを掛ければ、後手玉は際どく不詰めで、勝ちだったようです。

残り10分の中、5分くらいで先手玉の不詰めを読み切り、残りの5分で自玉の不詰めを見切れれば理想的でしたが、実際には10分ほとんどを先手玉の詰みの有無に費やしたので、(それくらい際どい)自玉の詰みを確認する時間がなく△4三銀と受けた次第です。

 

続いて△5二銀打と投入して、想像以上に耐久力があったのは運が良かったです。最後は▲9八金と合駒を使わせて、勝ちの形になったような気がしました。

 

第2局以降も引き続き頑張ります。

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