将棋世界。

2017-05-02 | 将棋
藤井四段は昨日も勝って15連勝ですか。どこまで続くんでしょう。次戦は4日の新人王戦と。
将棋世界6月号 
藤井四段七番勝負企画の羽生-藤井戦は藤井四段の自戦記。この一年でソフト研究に取り入れたことで力が伸びた、具体的な例としてある局面の形勢判断の話もあり興味深く読みました。

棋士が選ぶ熱局プレイバックの第1位は名人戦第2局ですが、これは羽生さんが詰みを逃したという負の部分の印象が強い将棋です。これは有名だと思いますが、羽生さんは名局賞やこのプレイバックにおいて負けた将棋のほうがエントリーが多いんですよね。それだけ羽生さんを負かすのが大変ということなんですが。
詰みを逃した将棋が1位になるということは昨年度は悪手が少なくて競り合ったという名局は少なかった、ということでしょうか。名局賞の出来において年によってバラ付きがあるのは仕方がないことだと思います。

結果を求めることと内容的な面白さがつながらないのはどの競技にも言えることだと思いますが、最近だと英サッカーのマンチェスターダービーを見ていて改めてそれを感じました。自分はユナイテッドファンなので敵地で引き分けという結果には満足ですが、ユナイテッドが攻めるシーンがあまりにも少なく、ほとんど早送りしていました。将棋では後手番で千日手を狙う戦術は近年で見直されましたが、サッカーではこの作戦(攻めずに引き分けを狙う)を採ると「ゴール前にバスを停めた」と批判されるみたいです。サッカーと戦術という点では最近だとヴェンゲル監督が20年振りに3バック採用が話題になっていて、やはりサッカーの戦術にも流行があるんだな、と。なぜ3バックが流行ってるのかは勝っているコンテの真似?くらいしか分からないので、3バックと4バックの具体的な違いとか詳しい話は専門誌とかで読みたいですけどね。
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