王将リーグ2回戦、糸谷八段戦。

2017-10-08 | 対局
先手番で▲26歩△84歩▲25歩から相掛かりを目指したのは平成21年以来でした。相掛かりはプロ棋界全体でも増加傾向にあり、この一ヶ月は矢倉、横歩取りと同じくらいの採用数のようです。この3つが同じくらいで、それらよりも角換わりの出だし(後手雁木模様含む)が多い、というのが相居飛車の最新状況です。



△64歩△63銀が安定すると攻めにくくなるので、図から▲65歩と角道を通して動きを見せました。▲45歩の攻めを見せながら△64歩を防いで、後手陣は囲い方が難しく先手ペースに。



▲64歩と突き出したところ。▲63歩成と▲65桂を見せて全ては受け切れません。△54銀打なら▲65桂△同銀▲63歩成という要領です。以下は手堅く指しての勝ちでリーグ成績は1勝1敗になりました。3回戦は17日(火)、後半3局は11月の予定です。


8日(日)は白瀧あゆみ杯決勝戦の立会いを務めます。対局開始は14時30分の予定でモバイル中継があります。
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