棋王戦第3局。

2019-03-11 | 対局
後手番で相居飛車の力戦形に誘導しました。



作戦負けから無理攻めを強いられて苦しいと感じていましたが図では△39角、△55歩、△66角があり、選択肢があるということはまずまずの感触もありました。

実戦は△66角としましたが▲68金△75角▲74飛となって、苦しくしました。△66角に対して▲75金を逃げない手があることは指してから気が付いたので、この手を3分で指してしまったのは悔いが残ります。
有力だったのは図から△39角▲27飛△48角成で次に△38馬▲25飛△24歩▲26飛△48馬▲27飛△38馬・・・の千日手を狙います。先手がそれを打開できるかが焦点ですが、これは有力でした。
終盤は粘りを欠いた気がしますが、時間があったのに3分で指して悪くしたことを引きずった部分もありました。これは以前からの課題でもありますが、久しぶりに露呈してしまいました。

負けて2勝1敗、17日(日)の第4局を頑張ります。


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再掲になりますが、以下を載せておきます。
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