図は封じ手の場面ですが、２０手目にして激しい展開に。▲23歩を封じ手にして、いきなり終盤戦へ。



駒割りは先手が少し得していますが、互いの玉の距離感が掴めずに形勢の判断は付きかねていました。
図からとりあえず▲83桂と打って対応を聞いて、△61金に▲82飛△72銀▲81銀と攻めとしては厳しくないけど戦力を使わせるという方針で指しました。駒得なので寄せ合いではなくスローペースに落ちれば良くなる可能性があると思ったので。
実戦はいいタイミングで▲76玉と駒得を果たせて良くなりました。