王位戦予選4回戦、片上七段戦。

2020-11-10 | 対局
先手番で△72玉型四間飛車対居飛車穴熊。



図の△59角成は次に△48飛成▲68歩△69馬▲79金△同馬▲同銀△59竜のような攻めを狙っていますが、これが受けにくいのが誤算でした。
実戦は図から▲68角と飛車取り馬取りにしましたが、△69馬が飛車を逃げない強手で以下、下図



馬にアタックしないといけないので本譜の▲77金か▲68金しかありませんが、△56馬が好位置になり、△82銀型の効果で▲64角が厳しくないので、不利になりました。以下はチャンスがないままの負け。

この結果により、持ち時間が長い将棋は年内は無しかもしれず、ますます調整が難しくなってしまいました。
なってしまったものは仕方がないので、状況なりに調整法を考えたいとは思います。

明日11日(水)はニッポン放送ラジオビバリー昼ズに出演します。(出番は12時頃の予定)
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