王将戦第3局。

2021-02-01 | 対局

銀桂交換で若干の駒得ですが、互角とされている「攻めの銀と守りの桂の交換」になってしまっていて、加えて歩を4枚損しているので、ここは悪くなる順があるだろうなという感触でした。実際には悪くはなかったようですが、図から△64角▲75銀(△同角なら▲73角が王手飛車)△55角▲66銀△64角は千日手が濃厚でした。


図の▲25飛で指しやすくなったように思いました。▲75飛を防ぐ△35歩なら▲26飛として▲76飛を狙い、対して△75歩などで防げば先手も▲66歩と角道を止めることが出来ます。△99角成を味良く受けて展開が落ち着けば、馬と生角の差で先手が良くなっていきます。

1月は全勝で終えることが出来ました。2月からは棋王戦とのダブルになっていきますが「試合から試合へ」の気持ちで過ごしていきたいと思います。
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