免状署名など。

2009-10-06 | 将棋
今日はお昼から将棋会館にて免状署名などの仕事。免状は1日に書いたばかりなのですが、今月は次に署名に来れそうな平日が2日しかなく、出来ればそれを休養、研究日にしたいので、書き貯めです。

帰りに新宿に寄って、この秋の対局ラッシュに備えて長袖Yシャツを2枚買いました。これでも足りない、と嬉しい悲鳴を上げられるように頑張ります


女流王位戦は△石橋女流王位の先勝。このカードは4年連続で、昨年、一昨年はフルセットの末、石橋さんの勝ちでした。今年はどうなりますか。
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王将リーグ1回戦、森内九段戦。

2009-10-06 | 対局

△森内九段の△8三歩型一手損角換わりから、腰掛け銀に。

 

          

 

通常の手損ではない角換わり腰掛け銀では△8五歩型ですが、一手損角換わりは、この端桂が生じます。1図から▲8六銀△8五桂▲7五銀と守りの銀を繰り出しました。攻撃陣をそのままにして守備銀を繰り出すようではおかしい、と思いましたが・・・。その後は難解なねじり合いが続き、2図。

 

          

 

△8六歩と玉頭に垂らされたところ。ここから▲4三桂成△同馬▲9七金。銀香得の駒得なので、惜しまずに打ちます。

△4七と▲8六金と垂れ歩を払い、この後も最後まで難しかったですが、難局を制すことが出来ました。2回戦以降も頑張って、挑戦権を目指します。

 

本日6日(火)は女流王位戦五番勝負第1局、石橋女流王位-清水女流名人・女流王将。 中日新聞:女流王位戦ページにて。

 

本日6日(火)の読売新聞朝刊に竜王戦七番勝負展望が掲載されていますので、ご覧ください。

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B級1組順位戦6回戦、山崎七段戦。

2009-10-03 | 対局

△山崎七段の一手損角換わりに早繰り銀(▲4六銀)で対抗し、最新形に。

 

          

 

夕食休憩後、意を決して▲2三飛成と成り込んだ局面。△7八とや△7七と、はと金が消えるので大した攻めではなく、怖いのは実戦の△8七飛成▲同金△7八銀の筋。以下一直線に進んで・・・

 

          

 

△8五歩は「打ち歩詰め」。この変化が詰まないのは幸運でした。これが詰みだと、別の手順を捻り出さないといけないところで、実戦はその必要なく進めることが出来たのは大きかったです。

本譜は2図から△4七角成ですが▲8二飛が詰めろ逃れの詰めろで、ここで投了となりました。

投了図から△8五歩▲9六玉△6九馬▲8七歩で先手玉は詰まず、続いて△9五金打▲同角△同金▲同玉△7三角の王手飛車はありますが、飛を取った時に後手玉が即詰みになります。

 

勝ってリーグ成績5勝1敗。後半の6局も頑張ります。

 

今日は8時に起きて東京へ。新幹線の中では、発売されたばかりの将棋世界11月号を読みました。 

 

東西対抗勝ち抜き戦は第3戦▲矢内女王-△里見倉敷藤花。

P106「祝勝会・読者招待のご応募」は、応募券が5枚(五か月分)必要。来月号からは勝ち抜き者が4連勝すれば4か月で終わって、5枚集まらない可能性を秘めているので、今月号から買われることをお勧めします(笑)

先日、村山五段に誘われて里見さんと練習将棋を指す機会がありました。東軍が負けた場合は将棋世界に寄稿する約束になっているので、その時は、この練習将棋のことを書こうと思います。

 

編集部から面白いと聞いていたのはP68中川七段の自戦記(王座戦挑戦者決定戦、山崎七段戦)

中川さんは昭和以前の将棋書物を多く調べている影響か、古風な表現を好んで使われています。この自戦記も、その普段の語り口が目に浮かぶようで、勝負の機微が鮮やかに描かれています。失礼ながら可笑しかったのはP71「中央志向主義」。確か戸辺五段が奨励会三段時の奨励会トーナメント、香落ちで下位者に負けた時に「戸辺、香落ちなんか関係なく、中央志向で力で圧倒しないと!」と言って戸辺君は「そんな無茶な・・・(苦笑)」という出来事を思い出しました。

戸辺君、僕の記憶違いがあれば戸辺流ブログでフォローして下さい

 

明後日5日(月)は王将リーグ1回戦、森内九段戦。好スタートを切れるように頑張ります。

今月の対局は9局で確定しました。自己記録は07年6月の10局で、その時は5連敗をしてしまったので、今度はうまく乗り切れればと思っています。

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王位戦、対局予定。

2009-10-01 | 将棋
昨日は王位戦を見に陣屋へ。既報の通り▲深浦王位が勝って4-3で防衛。難解な変化が多く、最終局にふさわしい、大熱戦でした。

封じ手の△6四歩では△3九飛を予想していて、29日の対局後に数名の棋士で検討した時は、うまい対応が出なかったのですが、感想戦を見て納得。いつものことながら、対局者は良く読んでいます。

中盤、終盤にも知りたい点がいくつかあったのですが、感想戦の途中で帰宅。観戦記(北海道新聞・中日新聞・西日本新聞・神戸新聞・徳島新聞・東京新聞)、専門誌を待ちたいと思います。


早いもので、もう10月。今月の対局予定は

2日:B級1組順位戦6回戦、山崎七段戦。
5日:王将リーグ1回戦、森内九段戦。
9日:B級1組順位戦7回戦、鈴木八段戦。

そして14日・15日が竜王戦第1局です。今月は8~9局になりますが、体調には気を付けて、力一杯頑張ります。

というわけで明日2日(金)はB級1組順位戦6回戦、山崎七段戦。今日、大阪へ移動です。

また、2日(金)は新人王戦決勝三番勝負第1局、広瀬五段-中村(太)四段が行われ
新人王戦中継サイトにてネット中継があります。
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