異教の地「日本」 ~二つの愛する”J”のために!

言論宗教の自由が保障され、ひとりひとりの人権が尊ばれ、共に生きることを喜ぶ、愛すべき日本の地であることを願う。

室井佑月「ズルい人たちは考えることがこすい」~戦争法案審議について

2015-07-04 22:22:22 | 政治 選挙 

 

http://dot.asahi.com/wa/2015070100104.html?page=1

室井佑月「ズルい人たちは考えることがこすい」

(更新 2015/7/ 3 11:30)

※イメージ

※イメージ

 作家の室井佑月氏は、安全保障関連法案に関する審議についてこういう。

*  *  *
 6月19日の国会でも、辻元清美さんはバシッと決めてたわね。

 辻元さんは10日の国会で、菅官房長官に安全保障関係の法案について、合憲とする学者の名を具体的に訊ねた。合憲であるという学者もたくさんいる、と語っていた菅さんは、たった3名の名前をあげた。

 19日の国会で辻元さんは、その3名がじつはとんでもねぇ学者だと暴いてくれた。西修さんは「政府の徴兵制に関する解釈は、およそ世界的に通用しない解釈といわなければならない」といっている、百地章さんは「意に反する苦役に反するから徴兵制はできないという議論は、私は反対であります」といっている、長尾一紘さんは「徴兵の制度と奴隷制、強制労働を同一視する国は存在しない、徴兵制の導入を違憲とする理由はない」といっているというのだ。

 それどころか、非核三原則は要らんとまでいっている人もいるらしい。

 安倍さんを支持するお仲間学者がこうだもの、そのうち「時代が変わった」とかまたいい出して、徴兵制の準備も進めていくんじゃないのかなぁ。悪夢だよ。

 そういや、あたしは前にもおなじようなことを書いたっけ。

 安倍政権の大臣がネオナチの思想を掲げる活動家と写真を撮っていた。安倍首相まで在特会幹部とツーショット写真を撮っていた。そして、このことに対し内田樹さんが、「問題は『そういう人』から『一緒に写真に写りたい人』だと思われているという点にあるわけでしょ」、そう述べていたって書いたんだ。安倍さんを支持するお仲間は、危ない輩ばかりじゃのう。

 そうそう話を戻して19日の国会。

 辻元さんは政府の出した安保関連法案は、「砂川判決が根拠か」と訊ねた。合憲だとし、安倍内閣のみなさんは必ずその話を持ち出すからさ。

「昭和47年の政府見解が根拠なのか」とも訊ねた。

「政府は何を根拠として合憲といっているのか!」

 辻元さんは激しく詰め寄った。が、菅官房長官も、中谷防衛大臣も、のらりくらりと話をはぐらかす。

 はっきり根拠を示せば、そのむりくりな根拠が崩され、議論に負けるから。だから誤魔化す。ズルい人たちは考えることがこすい。

 質問にお二人がきちんと答えようとしないから、辻元さんは何度もおなじ質問をした。でも、はぐらかす。そしたら、辻元さんは座ったままで審議を止めた。

 そうだよ。安倍政権の人々は、いつもまともに質問に答えないから、まともに答えるまで毎回、審議を中断させちゃえばいい。彼らが質問にちゃんと答えるまで、我々国民が納得できるまで、審議をつづけてよ。

 だけど、浜田委員長は、「菅官房長官はこの後、記者会見があるんですから」

 と審議を早く終わらせろ、というようなことをいっていた。

 記者会見て、マスコミ用の報告だろ。進まない審議より進んだ審議の報告の方が、大切だろ。違います?

週刊朝日 2015年7月10日号

 

 

 


国会前「戦争法案」反対抗議:「まさか戦争反対なんて本気で言う日が来るなんて思いもしなかった」

2015-07-04 22:02:55 | 案内 情報 デモ 集会 逮捕

http://iwj.co.jp/wj/open/archives/251499#idx-1

  • 日時 2015年7月3日(金)19:30〜21:30頃
  • 場所 国会議事堂正門前北庭側(東京・永田町)
  • 主催 SEALDs(自由と民主主義のための学生緊急行動)

「まさか戦争反対なんて本気で言う日が来るなんて思いもしなかった」若い女性がスピーチ

この日も雨のなか、多くの若者が集結した

 若者たちの有志主催で行われる毎週金曜夜の国会前「戦争法案」反対抗議は、2015年7月3日、5回目をむかえた。強い雨にもかかわらず、抗議にはこれまでで一番多い3000人が参加。「人を殺すな」「安倍政権は沖縄守れ」「戦争法案、絶対反対」の声をあげた。

 

 最初にスピーチした若い女性は、「正直に言うと、私は今日ここに来ることが恐かった」と語った。

          動画  彼女のスピーチは以下リンクの2:50から見れます。
                http://youtu.be/botr88CADB4…

 「ネット上に顔が出て、就職がうまくいかなくなるかもしれない。情けない話かもしれないけど。奨学金も返さないといけないし。ぶっちゃけとてもビビってます。なぜ当たり前の話を、ただ国会で話すのにリスクを覚悟しなければならないのか。

 でも、そんな生き辛い世の中に文句ばっかり言っていても、何も変わらないし、得体の知れない圧力に押されて、自分の言葉を失ってしまったら、そっちの方が自分の自由を狭めることになるんだと言うことを思い出しました」

 勇気を振り絞ってマイクを握ったというこの女性は、「おかしいことに『おかしい』って言うのが当たり前の社会に、少しでも近づけるために、私は自分の言葉でここに立ち、自分の言葉で主張します」と力強く訴えた。
 
 去年の夏に安倍政権が集団的自衛権の行使容認をした際は、「漠然とした不安を抱きながらも、個別的自衛権と集団的自衛権の違いも分からなかった」という。しかしその後、本を読み、先生に質問し、友達と話して、新聞を読んで勉強したところ、「少し勉強したら、いま政府が行っていることが憲法違反であることが、すぐ分かりました」と語った。

 「高校生の弟が、朝ご飯を食べている時にぼそっと、『この先、徴兵制ができるなんてことあるの?』と言った時、すごくドキッとしました。戦場に行くのは私と同世代の若者であり、まだ選挙権も持たない私よりも年下の人たちであり、そして、これから生まれてくる子どもたちです」

 自分の身近に戦争の気配が迫ってきた恐怖を、実感とともに語った女性は、「私だって、まさか戦争反対なんて本気で言う日が来るなんて思いもしなかったけど、いつまで見て見ぬ振りを続けるんでしょうか」と、取材陣のカメラに訴えた。

 

 


【必読】村上誠一郎議員「戦地へ行くのは安倍さんではない。若者が行く」(週刊女性PRIME)

2015-07-04 21:51:26 | ご案内

Youichi Arrow SatouさんのFBより転載

皆で読むべきです。
村上誠一郎議員「戦地へ行くのは安倍さんではない。若者が行く」

週刊女性PRIME 7月3日 11時0分

村上誠一郎議員「戦地へ行くのは安倍さんではない。若者が行く」
 集団的自衛権に反対しているのは昨年7月の閣議決定より、もっと前からなんですよ。安倍首相が小松一郎さんという外務省あがりの人を内閣法制局長官にして、今までは違憲だとされていた集団的自衛権を、憲法解釈を変更することで行使できると言い出した。

 集団的自衛権が行使可能とするなら、憲法改正を堂々と訴えて、国民投票で賛成が多ければ認めればいいし、反対が多ければやめればいいんですよ。それが民主主義なんです。

 集団的自衛権というのは自分の国が攻められていないのに、同盟国が攻められたときに武力を使う、つまり戦争ができるということ。憲法を改正しない限りできないとしてきましたが、解釈変更で認められることになれば、憲法は空洞化します。下位の法律で憲法を変えてしまうわけですから、憲法はあってなきがごとき、有名無実化しますよ。そうなれば憲法の基本原則である"主権在民""基本的人権の尊重"までも、時の政府の恣意によって変えられるようになってしまう。それでは、もはや法治国家ではありません。

 なぜ立憲主義があるのか。時の権力や国家権力が暴走しないために、三権分立で歯止めとしてあるわけです。それをみずから壊すようなことを天下の自民党の国会議員が認めていいものか。

 ところが、国会議員と弁護士のバッジの両方をつけている議員たちの多くは、砂川判決を集団的自衛権が合憲であるという根拠と主張しています。憲法学者の99%が違憲と言い、優秀な学者さんたちまでおかしいと言う。自民党や公明党の一部の議員の人たちが言っている主張は、国民の支持が得られるわけがないと思います。

 来年、18歳が有権者になります。彼らは学校で立憲主義や三権分立の教育を受けてきた。それを天下の自民党が、違うことを言うわけですよ。立憲主義を否定することを主張しているわけです。最初の投票のときに、彼らがこれに気付いたら一生、自民党は信用されなくなる危険性がある。真の政治不信が起こるのではないかと心配しています。

 みなさんはヒトラーやムッソリーニは2度と現れないと思われているかもしれないが、民主主義というのは、みんなで守り育てていかないといつでもファシズムになる危険性がある。

 例えば昨年、施行された特定秘密保護法。28年前に谷垣禎一議員や我々が反対して、スパイ防止法を廃案にしました。だから私は特定秘密保護法も当然反対してくれるだろうと思っていましたが、残念ながら反対に回ってもらえなかった。

 昨年3月の公務員法の改正では、上位600人の人事権をすべて官邸に持っていったので、ほとんどの官僚が正論と本音を言えなくなってしまった。

 また小選挙区制の導入により選挙の公認、比例、カネと人事をすべて党の幹部に握られた。小泉元首相が郵政選挙で刺客まで出したために、時の総理のやろうとすることに反対したら対抗馬を立てられるのではないか、公認をもらえないのではないか、ポストももらえないのではないかと、自民党の国会議員のトラウマになってしまったのです。

 しかし、カラスが白いと言われたときに、それは間違いだという政治家の勇気をみんなが持っているかどうかが問題です。政治家としての良心、信念があるかどうか。

 私の叔父は24歳で学徒出陣で戦死しています。どうやら政治家を志していたようです。それなのに一族でいちばん出来の悪かった私が政治家になって、10回連続当選させてもらっています。

 安保法制によって戦地に行くのは、私や安倍さんの世代ではありません。20歳前後の若い人たちに、地球の裏側にまで行ってもらうのです。どうしてこんなに惻隠の情のない党になってしまったのか。次の世代が生き残るために、もっと経済や社会保障、外交、教育の立て直しをすることが喫緊の課題ではないでしょうか。

 

 


「戦争法案じゃなくて、人殺し法案だ」憲法学者らが国会前で「安保法案」反対アピール

2015-07-04 21:38:26 | 憲法

http://www.bengo4.com/other/1146/1287/n_3334/

2015年07月03日 18時32分
2015年07月03日 18時32分

「戦争法案じゃなくて、人殺し法案だ」憲法学者らが国会前で「安保法案」反対アピール

 
「戦争法案じゃなくて、人殺し法案だ」憲法学者らが国会前で「安保法案」反対アピール安保関連法案に反対する憲法学者たちが国会前でリレー式の演説をおこなった

集団的自衛権の行使容認を盛り込んだ「安保関連法案」に反対する憲法学者・研究者たちが7月3日、東京・永田町の国会議事堂前でリレー形式の演説をおこなった。時おり雨に見まわれながらも、10人以上の学者・研究者らが安保関連法案を廃案にするよう訴えた。

 

安倍政権が成立を目指す安保関連法案をめぐっては、多くの憲法学者が「憲法違反だ」という意見を表明している。また、10代、20代の若者を中心したグループなどが「戦争法案だ」と反対する国会前デモを起こすなど、これまでの「護憲運動」を超えた動きが起きている。

 

リレートークでは、清水雅彦・日本体育大学教授は「憲法のどこをどう見ても、集団的自衛権は認めれない。安倍政権は無理なことをしようとしている」と述べた。また、三輪隆・埼玉大学名誉教授は「正確に言うと、戦争法案じゃなくて、人殺し法案だ」と強調した。

 

呼びかけ人の一人である石崎学・龍谷大学教授は「樋口陽一先生(東京大学名誉教授)の国会前アピールに心を打たれた。私でもやれることはないかと研究室を飛び出してきた」と述べた。登壇者の一人は「こんなところで話すのは恥ずかしいが、我慢できずにやって来た」と語った。

 

荒天でときどき雨が降りかかる国会前には、学者や研究者、弁護士のほか、メディアや市民50人近くが集まった。また、社民党の福島みずほ参議院議員や、生活の党の山本太郎参議院議員ら国会議員も数人駆けつけて、改めて安保関連法案に反対していた。

(弁護士ドットコムニュース)

 

<関連>

憲法学者15人リレートーク 雨の国会前「平和主義終わらせない」

 

====================

                                         写真by中村 公信

 

 


①7/3 戦争法案:国会前で「解釈改憲反対」学生ら抗議活動 (SEALDs)

2015-07-04 00:31:25 | 平和 戦争 自衛隊

毎日新聞

http://mainichi.jp/select/news/20150704k0000m040111000c.html

安保関連法案:国会前で「解釈改憲反対」学生ら抗議活動

毎日新聞 2015年07月03日 21時27分(最終更新 07月03日 23時18分)

 

 

SEALDsが呼びかけた安保関連法案反対の集会で声をあげる学生ら=東京・国会前で2015年7月3日午後、後藤由耶撮影

 

 安全保障関連法案に反対する学生グループ「自由と民主主義のための学生緊急行動(SEALDs=シールズ)」が毎週金曜日に行う抗議活動が3日、国会前であり、ツイッターなどのソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)で集まった人たちが「憲法を守れ」「解釈改憲反対」などと訴えた。

 東京都日野市の会社員、和田雅智さん(22)は「日本の民主主義が脅かされていると感じて参加した」と言い、都内のフリーターの男性(25)は「デモは以前は見るだけだったが、憲法違反は越えてはいけない一線」と話した。仕事で上京し、参加したという長崎県佐世保市の女性会社員(25)は「安倍(晋三)首相の説明は抽象的。若者が政治に関心があることを発信する必要がある」と批判した。【山田麻未】