異教の地「日本」 ~二つの愛する”J”のために!

言論宗教の自由が保障され、ひとりひとりの人権が尊ばれ、共に生きることを喜ぶ、愛すべき日本の地であることを願う。

安保法制に反対する学芸大からのアピール

2015-07-16 23:24:11 | 平和 戦争 自衛隊

http://u-gakugei-peace.strikingly.com/

  • 東京学芸大学教員有志
    緊急アピール
     
     
    私たちは、現在の「安保法制」をめぐる動向に危惧を抱きます。安倍政権が推し進めている「安保法制」は、戦後70年培われてきた平和憲法に基づく平和国家の根幹を揺るがし、市民を戦争へと巻き込む体制づくりに他なりません。
     憲法学者や歴代の内閣法制局長官による「違憲」の指摘と、地方議会や世論の反対表明にもかかわらず、国会で与党が多数を占めることを背景にして政権が聴く耳を持たない姿勢は、「反立憲主義」、「反民主主義」的なだけでなく「反知性的」ですらあります。そして安倍政権は、集団的自衛権や排外的な歴史認識によって、東アジア圏の対立を煽り、市民をむしろ率先して危険にさらしているのではないでしょうか。
     教員養成を使命とする本学の教員として、私たちは、私たちの教え子だけでなく、将来的に彼らの教え子たちが戦争に巻き込まれる危険を拡大する法案に強く反対し、法案の撤回を求めます。
  •  
  • 教員有志ブログ
    アピール賛同者氏名(50音順)

    朝倉隆司  金子真理子 島田めぐみ 松井智子

    浅野智彦  河添房江  下村周太郎 松川誠一

    阿戸昌彦  川手圭一  鈴木琴子  見世千賀子

    荒井正剛  君塚仁彦  鈴木猛   八木孝夫

    有澤知乃  木村守   鈴木秀人  安原陽平

    李修京   倉持清美  田中比呂志 谷部弘子

    池田栄一  栗原裕次  千田洋幸  山口和彦

    石橋史生  小嶋茂稔  椿真智子  山口恵子

    上杉嘉見  小西公大  鉄矢悦朗  山田陽

    及川英二郎 小林正幸  苫米地伸  吉川文

    大井田義彰 近藤弘幸  中島裕昭  吉谷武志

    大澤克美  斎木郁乃  中西史   吉野正巳

    大竹美登利 斎藤一久  中村純子  若林恵

    大森直樹  齋藤ひろみ 野口裕二  和田正人

    荻野文隆  坂井俊樹  橋本栄一  渡部竜也

    小澤英実  坂口謙一  服部哲則   

    尾関幸   佐藤正光  林安紀子

    加賀美雅弘 佐藤雄一郎 原子栄一郎

    粕谷恭子  嶋崎裕美  藤本光一郎 他6名

     

    計78名  2015年7月14日


    賛同者(2015年7月14日16時以降)

    太田朋宏 山口源治郎 鈴木明哲 高橋智
    阿部始子 牛垣雄矢 川誠司 
    小泉ライトホーファー・エヴァ
    新藤茂 成田喜一郎 神戸周 正木賢一

    水津嘉克 栗田伸子 疋田雅昭 岡 智之

    馬場幸子 他2名

    7月16日13:19 現在、98名

「心から恥ずかしく思う」 同志社大職員有志が安保法案支持の学長を批判

2015-07-16 23:12:03 | 平和 戦争 自衛隊

http://www.christiantoday.co.jp/articles/16549/20150715/doshisha-university-teachers-criticize-president.htm

「心から恥ずかしく思う」 同志社大職員有志が安保法案支持の学長を批判

2015年7月15日19時46分
 
同志社大学(京都市)の教職員有志は15日、安保法案支持を表明した同大の村田晃嗣学長(同大法学部教授)を批判する声明をブログで発表した。

同声明には、13日に開かれた衆議院平和安全法制特別委員会の中央公聴会で、村田学長が与党推薦の公述人として出席し、現在審議されている集団的自衛権の容認を含む安保法案に対し、国際政治学者として肯定的立場からの発言を行ったとし、「わたしたちは同志社大学教職員として、村田教授のこの発言を看過できません」などと記されている。

声明は、「村田教授は、憲法違反かどうかの判断を差し置いて、『国際情勢』の変化という観点から、法案に対して明確な賛意を議会の場で表明した」とするとともに、「村田教授の公述は、中国を仮想敵国とした日米同盟の強化を積極評価する立場からこの法案に賛成するという、学術的というよりはむしろきわめて政治的な観点からの演説でした」と述べている。

また、「『国際政治学者としての個人の見解』であると前置きしてからの発言であるとはいえ、本件をマスメディアは、同志社大学学長による安保法案への支持表明として報じました。実際、憲法学者の多くが反対するなかで、賛成の旗幟(きし)を鮮明にした学者を学長とする大学として、本学の名前が日本社会のなかで広く知られることになりました。わたしたちは、今回の学長の発言が、良心教育を基軸とした同志社大学のイメージを大きく損なう結果をもたらしたと考えています」と主張している。

そして、「わたしたち平和を希求する同志社大学教職員有志は、現行憲法に違反する安保法案の成立に反対します。また、その法案に対し、本学の学長職にある教授が公的な場で支持を表明したことについて、心から恥ずかしく思います。同志社大学が教育理念の一つの柱に掲げてきた国際主義と、今回の村田教授の個人的見解とが一致するものではないことを、ここに表明するものです」と結んでいる。

この声明の賛同者は15日午後5時半の時点で51人となっている。

 

 


説明がわかりやすい「臆病と傲慢が織りなす安保法制のナゼ」 ジャーナリスト田中良紹

2015-07-16 15:56:24 | ご案内

http://bylines.news.yahoo.co.jp/tanakayoshitsugu/20150715-00047560/

臆病と傲慢が織りなす安保法制のナゼ

田中良紹 | ジャーナリスト

2015年7月15日 23時36分
 

安倍総理が念願とする安保法案が15日の衆議院特別委員会で強行採決され参議院に送られる運びとなった。私は5月下旬以来の委員会審議をほぼすべて見てきたが、これほど意味不明の議論をかつて見た事がない。審議時間は100時間を超えたと言うが、いくら聞いても法案の内容を理解することが出来ない。

集団的自衛権の行使容認が目的のはずだが、憲法を変えないでそれをやろうとするため、武力行使は「極めて限定的」というのがふれこみである。ところがどこがどれほど限定されるのか、その肝心な部分が抽象的であいまいなのである。

 

中谷防衛大臣は「その時にならなければ分からない。政府が総合的に判断する」と言うし、安倍総理は「手の内をさらす海外のリーダーはいない」と曖昧にする。そしてそれが抑止力になると訳の分からない事を言う。

しかし私が1990年から見てきた米国議会の安保論議でこれほど曖昧な事を言う政治家は一人もいなかった。彼らはまず米国の国益を定義し、それがどの程度侵犯されたら武力行使に踏み切るかを具体的に議論する。従って戦争に勝つとしてもそれが国家の損失を招くと考えれば戦争はやらない。メリットがあるかないかを厳密に具体的に議論する。

ところがクリントン大統領の時代に「クリントン・ドクトリン」というのが出た。コソボ紛争に介入する際に唱えられたが、米国の国益ではなく、民族紛争や宗教対立で大量虐殺が起きた時、人道的な見地から米国は武力介入するというのである。これにキッシンジャーらは強く反対したが、クリントンはコソボ空爆に踏み切り、それに欧州諸国が反発して米欧関係は一時冷却した。

次に「ブッシュ・ドクトリン」が出た。9・11のテロ攻撃の後、ブッシュ大統領はテロリストとテロリストをかくまう国家に「先制攻撃」する方針を宣言した。西部劇の決斗では相手に先に拳銃を抜かせた方が称賛される。ブッシュはそれを否定した訳だが、結果は米国がイラクとアフガンで取り返しのつかない泥沼に陥る。何のメリットもなかった。

米議会でこうした議論を見てきた私には、この国会が本気でこの国の安全保障を議論していると思えない。政治家たちはみな「我が国の安保環境は厳しさを増している」とバカの一つ覚えのように言うが、例として挙げるのは北朝鮮のミサイルと核開発、そして中国の軍事的台頭である。それらはいずれも米国が米国製兵器を日本に買わせるために吹き込んだ近隣の「脅威」である。

それを言うなら米国が北朝鮮や中国の軍事力を本当はどう見ているかをさらに詳しく調べた方が良い。間違っても日本に米国製兵器を買わせるためのセールストークを鵜呑みにしてはならない。

この国会審議を見てつくづく感じるのは、昔の自民党と異なり米国の兵器セールスに洗脳された政治家が与野党共に多いという現実、また朝鮮戦争以来の米国の願望である「日本人に血を流させろ」という主張を受け入れないと、日本は生きていけないと考える人たちが集団的自衛権の行使容認を推進しているという事実である。

従って米国の必要からこの安保議論はスタートしている。武力発動の議論が抽象的であいまいになる理由はそこにある。武力発動の条件を日本の国益に沿って厳密に定義すると、米国の要求に臨機応変に対応できなくなるからだ。米国の利益を守る話を日本の利益を守る話にすり替える事が議論を何度聞いても分からなくしている原因である。

そのためか集団的自衛権行使の話が堂々とした憲法改正の話にならず、「解釈改憲」というごまかしの話になる。そしてごまかしの意識があるためか、臆病な人間の常とう手段である姑息な手法が使われる。

昨年7月に何の議論もないまま集団的自衛権の行使容認は閣議決定された。その後の2度の国政選挙ではもっぱら経済を前面に出して安保は争点にならず、そのくせ選挙公約の目立たない所に書き込んで、今頃になって「選挙で国民の支持を得た」と安倍総理は開き直る。

一方で、2度の国政選挙での大勝は臆病な手法の政治家を傲慢にする。大量議席があればまっとうな議論などなくとも数の力で押し切れると考える。日本国の歴史的転換を図る重要法案となれば、予算成立後に速やかに国会に提出するのがルールである。ところが安倍総理はそれをしなかった。米国訪問後に米国の後ろ盾を得て5月末に提出し、わずか1か月で衆議院を通過させようとした。

まっとうな議論をする気がない事は国会審議の冒頭から明らかになる。まともな答弁をしないため審議はしばしば中断し、そして傲慢な態度が質問者に対する野次を生む。そこに憲法学者らの「違憲」発言が飛び出した。1か月で衆議院通過させる傲慢な目論みはこうしてもろくも潰れた。

すると傲慢は一転して臆病になる。国際公約した安保法案を成立させなければ国際的な恥さらしになるとの思いが募り、もうあとさきの事など考えない。参議院で成立しなくとも衆議院で再可決が可能になる95日間という過去最長の会期延長を行い、さらに応援団を使ってマスコミを委縮させ立場を有利にしようとした。その応援団の知能程度に問題がありそれが逆に安保法案の足を引っ張る。

するとまた臆病病が出る。過去最長の会期延長をしたにも関わらず、従って常識的には7月末まで衆議院で審議する時間があるにもかかわらず、少しでも採決を引き延ばせば何が起こるか分からないとの不安におびえる。それが15日の委員会採決という日程を決めさせた。

私は5月のはじめに「安倍総理は地雷原に足を踏み入れた」と書いた。「地雷を避けながら進むのは非常に難しいが、それがうまく出来るなら安倍総理の政治力を評価しても良い」とも書いた。ところが衆議院特別委員会での強行採決で、私の目には安倍総理が目をつむって地雷原を走り出したように見える。もはや政治力ではなく運だけに頼ろうとしているようだ。

田中良紹

ジャーナリスト

「1969年TBS入社。ドキュメンタリー・ディレクターや放送記者としてロッキード事件、日米摩擦、自民党などを取材。89年 米国の政治専門テレビ局C-SPANの配給権を取得し(株)シー・ネットを設立。日本に米国議会情報を紹介しながら国会の映像公開を提案。98年からCS放送で「国会TV」を放送。07年退職し現在はブログを執筆しながら政治塾を主宰」


<自撮り>2015年7月15日夜 国会前、強行採決抗議集会~コールをリードするのはSEALDs、若さが頼もしい。

2015-07-16 12:22:09 | 案内 情報 デモ 集会 逮捕

2015年7月15日夜 国会前、強行採決抗議集会
【戦後70年は、戦争元年となるのか!】
 

 少し参加が遅れたが、ものすごい数!なかなか最前線まで進めない。交差点で警察により横断が遮断されていたので、一区画での撮影となった.

 コールをリードするのはSEALDs、若さが頼もしい。
 述べ10万人が参加、その1/10万人として参加。「歴史が変わる瞬間にわたしは立ちあった」となってしまうのでしょうか!

 

関連 <安保法案可決>若者たちが国会前で怒りの声「言うこと聞かせる番だ、俺たちが」

 

 

 


【写真】7/15 戦争法案強行採決に、国会前はのべ10万人が集まり深夜まで声をあげた!!

2015-07-16 11:26:04 | 案内 情報 デモ 集会 逮捕

「戦争させない・9条壊すな!」 

戦争法案強行採決に、国会前はのべ10万人が集まり、深夜まで声をあげた!!


時事通信社

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 志葉 玲さんFBより転載↓

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